晩秋の静岡遠征②(NISMO FESTIVAL 2017)

11月26日(日) AM 7:00



富士スピードウェイからおはようございますっ🗻
今日は待ちに待った NISMO FESTIVAL!

天気は見事な快晴!!
寒さはあるものの1日いい天気っぽい!

雨男なのに遠征で連日晴れるなんてそうそうない。
こんなこともあるもんなんやな。
テンションがあがってきたぞ~~
張り切ってクルマから飛び出してカメラバックを担いだ・・・

その時・・・・・・

ガシャンッ!!!!!










……………………………え?

カメラバッグから一眼レフが転げ落ちた。
閉めたと思っとったカメラバックのジッパーが全開やった。

約1mくらいの高さから!


アスファルトに!!


カメラを落としてしまったああああああ

あわてて外傷チェック
ボディが割れてモード切替ダイヤルが回らんくなっとった。

(あれ、もしかして連写が使えん……??)

いやいや連写モードは今日の生命線。
使えんのは非常に困る。



シャッターを連打して高速連写の練習。

完 全 に 無 駄 な 行 為
走行写真はあきらめるか。

もうこの時点で完全に意気消沈。

富士まできてカメラをぶっ壊すだなんて。。。

あーあ。

ニスモフェスティバル2017、最悪の幕開けです…

———————————————————————————–

AM 7:30

気を取り直してグランドスタンド裏へ。
限定グッズ購入のために戦う並ぶ。
カメラを落として出遅れたせいでなかなかの行列。
ちょっとしたアトラクションくらい並んどるやんけ。
人数制限をかけながらちょっとずつブースに入れていくからなかなか進まん。
待ち時間、特にすることもなかったからカメラのダイヤルをグリグリしとったら回った。

お、連写モードが帰ってきたぞ!!
ついでに割れたせいでずれてしまったボディの各部をフンッて押し込んで矯正。
これで見た目は問題ないっ(ある)

そんなこんなで1時間半くらい待ってようやくブースの中に入れた。

ハコスカT GT-Rステッカー GT500のポチ袋



狙っていたグッズをゲット👍👍
今日のミッション① 完了。

AM 9:30

コース上からいろんなマシンの猛々しいエンジン音が聞こえてくる。
朝のウォームアップ走行だ。
ヘアピンで見学がてらちょっと一息。

’96   NISMO GT-R LM                                                  ’95   NISMO GT-R LM

わあ ル・マンを走ったR33や。
2台なかよくランデブー。



ハコスカもいちゃいちゃしてた。

うん、連写は問題なく使えるゾ📷
ピント精度は落ちとるような気がするけどナ

その後もレーシングコース上ではフェアレディZのワンメイクレースとかヒストリックカーのエキシビションレースとかが進行していく。

ちょっと見てみたいところやけどこの時間はパドックエリアの出展ブースを覗き見👀



どうしてもミニカーばかり見ちゃう。
ebbroのジオラマガレージがめっちゃ魅力的。欲しい。

お次はnismoのテントへ。



今日の目玉のひとつがこれ。ニスモヘリテージパーツプログラム。
製造廃止になってしまった日産の旧車のパーツをニスモが再生産するっていうプログラム。

その第1弾としてBNR32のヘリテージパーツが再販された。
ホースとかハーネスとかバンパーとかその他もろもろ。
目ん玉が飛び出そうになるような価格やけどメーカーがこうやって部品を再供給してくれるのはほんまにありがたい。
こういった動きはマツダとかホンダとか他のメーカーでもちらほらと見られる。
メーカーにとっての「遺産」である名車を守る動きがもっともっと広まるといいな。



ひとまず旧車の未来はそんなに暗くない。



隣のテントにはニスモが手掛けた第2世代の3兄弟がいらっしゃった。
アーンかっこいよぉぉ

他にも各ショップのデモカーを見たり中古のパーツを物色したりするなど。
勉強になることがいっぱいだ。

サニーさんちーっす👋



AM 11:30

場所は変わってグランドスタンド裏へ。

’97   NISSAN R390 GT-1



R390や。
ぼくが小1のときに生まれて初めてコックピットライドをしたのがこのR390
あれから17年。ぼくもおとなになりました。
いや~感慨深い。

スタンプラリーにもちゃっかり参加。

PM 0:40

はやいもので時間はもうお昼過ぎ。
NISMO GPが始まる頃だ。
現役マシンのガチンコレースはグランドスタンドで見ることに。



全開走行に大興奮!!
奇跡的にホームストレートをかっ飛ぶGT500のマシンが4台ともフレームイン📷
はええええええええぇぇぇぇっ

1位でゴールしたのは23号車🏁オメデトウ

レース後は歴代GT-Rがぞろぞろとピットレーンへ。



これから始まるのがピットウォーク。
クルマの写真を撮ったりドライバーのサインがもらえたりするやつ。

いいなぁ~ピットレーン歩きたいなぁ~サインもらいたいなぁ~

でも、ぼくには行かなければならないところがあった・・・



それがここ。第17パーキング。
愛車&レーシングカーの撮影会があるんだ。



自分のクルマとレースカーとの2ショットが撮れる粋な企画。

今回ぼくのサンニーと2ショットを撮らせていただくのは、

’03   XANAVI NISMO GT-R



このお方!!
XANAVI NISMO GT-R !!!!!!!!!!!!!!!!!!
2003年、JGTCのチャンピオンに輝いたエース車両。




Q.いちばん好きなレースカーはなんですか?
A.2003年のザナヴィニスモGT-Rですっ

ぼくの中の永遠のヒーロー。神。
スカイラインGT-Rっていうクルマにあこがれを持ったのも好きな数字が23なのも全部このクルマのせい。
コース上で見た瓜二つの22号車も好きやけど、やっぱり23号車。
後にも先にもこのお方よりもかっこいいレースカーはおらん。

そんなあこがれのレースカーの隣に愛車を並べて写真が撮れるなんて夢にも思ってなかった。
前の記事の冒頭で言ってたニスモフェスティバルにきた”ワケ”っていうのはこれのこと。
事前販売のチケットを勝ち取るまでは参戦する予定があまりなかったのはここだけの話。

ちなみにチケットの競争率はなかなかすごくて販売開始から3分くらいで完売してた。
勝ち取れてよかったんだな。

P-17にクルマを止められる利点はパドックに近いことと撮影するレースカーを間近で見れること。
実はこの日の朝、ザナヴィ様とは駐車場に止めたときに一度お会いしてた。



「落としたカメラで」これでもかってくらいシャッターを切りまくってた。

PM 2:00

いよいよ撮影が始まる。



おら、緊張してきたぞ ソワソワ

そして、ご対面。



サンニー「はじめまして!」
ザナヴィ「( ◠‿◠ ) 」



はわわわわわわ
これまで何回も見てきたマシンやけど、今日は隣に愛車がおる。
言葉にできないほどの感動がそこにはありました。

フェンス越しに通りすがりのおじさんに声を掛けられる。

「これぼくのクルマか?ほぇ~きれいやなぁ」
そうですぼくのクルマです(* ˙ θ ˙ *)
他にも何人かの人が「フルノーマル!すげぇ!」とか「いいコンディションやな」とかお褒めの言葉をくれた。
こういうのはとってもうれしい。



クルマとクルマをできるだけ近づけようとか思っとったのに恐れ多すぎて全然寄せれんかった😅



与えられた20分間を存分に満喫。
ザナヴィさんありがとうございました。
また会う日まで・・・

今日のミッション② 完了

PM 2:30

余韻に浸りながらピットビルへと向かう。
コース上ではピットウォークが終わり、歴代GT-Rのヘリテージランが始まっていた。



出走準備中のペンズオイルGT-R(弟)
ドライブするのはなんと エリック・コマス(!!)
当時のドライバーが遥々イタリアからゲスト参戦。いや~、アツい。

各車の勇姿を見届けるべくピットビルの最上階へ駆け上がる。



第1世代のハコスカ・ケンメリ。
おやじが小学生くらいのときに現役で走っとったんよな。
時代を経た今でも全開で走れる状態で保存してあるっていうのはほんまにすごい。

星野 一義 と 土屋 圭市の共演!
ペンズオイル兄弟
GT-R LM (’95) を駆るのはマッチ
かっこよすぎ。



第2世代(R32 – R34)のGT-Rも続々とコースイン。
R34ですらもう15年前のクルマ。
そりゃ年を取るわけダ。



そして第3世代。

3世代6モデルのGT-Rがホームストレートに並ぶ。



GT-Rっていうクルマの歴史はとっても深い。
それをこういう形で振り返れるのはニスモフェスティバルならではのこと。

こうして大歓声のなか2017年のニスモフェスティバルは幕を閉じた。
このイベントも初回から数えてもう20回目(!!)
そのうちぼくが参戦したのはこれで6回。けっこう来とるな。
はじめて来たのは2000年のとき。
おやじに連れてきてもらってレースカーに乗ったり混走レースを見たりしてクルマの、いや日産車のファンになったんだな。
ぼくがクルマ好きになってしまったのはまちがいなくおやじのせい。
そんなおやじと11年ぶりにいっしょにサーキットに来れたのはよかったなぁ。

コーナーでカメラを構えてみたり、愛車とレースカーを並べたり、子どものころとはイベントの楽しみ方が完全に変わってしまった。笑
でも今日はサンニーに乗り出してからいちばんの思い出ができた。
ほんまにこのクルマに乗れてよかった。改めてそう思えた1日でした。

そして帰路につく。
御殿場市内ってめちゃめちゃ混むのな。



高速に乗るまで2時間ほどかかったけどそこからは快適クルージング。
富士帰りであろうGT-Rを眺めながらおやじとかわりばんこで福井まで帰る。

◎2日間の記録

11月25日 :482 km
11月26日 :405 km
━━━━━━━━━━━━━
計          887 km

サンニーくん、よくがんばってくれた。おつかれさま。
春になるまではゆっくり休んでもらおう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました