宇津峡公園で紅葉お鍋キャンプ

キャンプの記録
1年というのは非常にはやいもので。
暑い夏が終わったと思ったらもう秋も終わろうとしていた。

残暑の田貫湖でキャンプデビューを果たして以来二人でテントを張っていない。
奮発して揃えた道具たちも出番が来るのを今か今かと待ち構えている。
冬が来る前にもう一度キャンプがしたい!しなければ!

というわけで、日取りを決めキャンプ場を予約。
どうか晴れますように・・・
11月23日(土)
数日前からの雨予報が土壇場で好転☀
冬がもうそこまで迫っているとは思えないくらいの温かさでキャンプの日を迎えた。

今回ぼくたちがお邪魔したキャンプ場は宇津峡公園キャンプ場
京都市は右京区の山深く、日吉ダムの近くにある静かなキャンプ場だ。
京都市内からのアクセスも良好〇
高尾から周山街道を抜けるルートをとるため、道中もいいドライブコースだった。
嵐山高尾ドライブウェイの入口あたりから始まる紅葉のトンネルは圧巻。

いろんなところに寄り道しながらお昼を過ぎたあたりにキャンプ場に到着!
すでに多くのファミリーキャンパーたちでにぎわっていた。

ササっと受付を済ませ、キャンプサイトへ入場🚙
サイトは事前に割り振られており、案内された場所が今日のキャンプ地。

「おうち」を立てる前にごはんにしよう。

夜に備えるべく、お昼は軽めに。
ちょっといいスーパーに並んでいたお寿司たち。
ネタが大きくて脂もよく乗っていておいしかった😋

おなかが満たされたところで設営開始。
季節外れの陽気☀ちょっと熱いくらいだ。
ペグを打ち込むうちにじわじわと汗が。

結局、この日の最高気温は21℃だった。

限られた区画内でレイアウトに悩みながらも設営完了!
テントもタープも前よりも上手に張れた?

あったかいコーヒーを「ていねいに」淹れて一息。
地元で仕入れてきた新鮮なお豆、もこもこです。
いつものドリップコーヒーよりもちょっとだけ手間暇かけていただくこの1杯がたまらなくおいしい。

優雅なひと時に華を添えるBGMは他のサイトから聞こえてくるちびっ子たちのに楽しそうな声。
20ほどあるサイトのほぼすべてが家族で来ている人たちだった。
ふたりで来ているぼくたちにちょっぴり漂うアウェー感。笑

元気に駆け回るちびっ子たちをぼんやり眺めながらぼくたちもお昼の時間を楽しんだ。

16時を過ぎた頃にはもうお日さまが山の中に消えていった。
日が傾くのも早くなったものだ。
夜が来る前にお風呂に入っておこうか。

近くに広いお風呂があるかどうかもぼくたちのキャンプ場選びにおいて重要な要素のひとつとなる。
この日は数キロ先にあるスプリングひよしというところへ行くことに。

山間を抜けるおっきな通りの一部は先の台風の影響で通行止めになっていた。
仕方なく、ちょっと狭い裏道に飛び込んでみた。

1.5車線くらいの幅の道に大きめの石がごろごろ。
ああ、ここはサンニーで通る道ではなかった。
と思ったけど、すぐに道が開けて思いがけずきれいな野良紅葉に遭遇したり。

うつくしい。

あたりが薄暗くなりだした頃、スプリングひよしに到着!
道の駅、温泉、キャンプ場… なんでもござれの複合施設のようだ。
ダムの近くのキャンプサイトは大賑わい。
そして温泉も大賑わい。
あったかいお風呂にゆっくり浸かって身も心もポカポカに。

サンニーくんで快走路(一部のみ)をかっ飛ばし、キャンプ場に戻る。

おまちかねの夜ごはんの時間だーーーーーーーーーー!!!

今日のメインディッシュは地鶏鍋。
滋賀県は大津市の活地鶏専門店かしわの川中さんで仕入れた「とり鍋セット」
一度食べてみたかったんだー🤤
野菜もおうちで切ってきたから準備も一瞬。

いただきまーーーす!

なんておいしいんだ。
鶏のうまみが瞬く間に全身に染みわたっていく。
いろんな部位のお肉のおかげでバリエーションに富んだ味わい・食感が楽しめる。
全体的にちょっと柔らかい雌鶏を選んでみたけど、雄だとどうなんだろう。
目の前にあるお鍋を食べきってもいないけど、リピート確定🎊

お鍋用の地鶏をちょっとだけ拝借して炭火で焼いてみることに。
ほんの数切れお肉を焼くためだけに炭に火を入れるいう贅沢ぶり。

味付けはシンプルに塩だけで。
モモはぷりぷり皮はかりかりずりはこりこり。
予想どおり、いや、想像以上のおいしさやった。

好きなお酒をふたりでちょっとずつ開けていく。
普段お酒はそんなに飲むほうではないんだけどね。今日くらいはね😊

出し汁に麺を投入し地鶏鍋は早くもフィナーレ。
寒空のもといただくお鍋は格別だった。

今回は量を見誤らんかったことも成長したポイントだね。
適量を知る。おいしいと思えるくらいの時にごちそうさまをする。
これ、重要☝

ごちそうさまでした!

食後はやっぱり焚き火だよね🔥
炭にとって代わり、焚き火台に薪をくみ上げていく。
そして文化たきつけで一気に着火!!笑

この日はなにやら”キャンプDay”とかいう日やったようで受付の時に薪を1束いただけた。持ち込んだ薪も合わせて計2束ちょい。
寝るまでの時間には十分すぎる量だった。

時刻は午後9時過ぎ。
焚き火の日が消えると同時に猛烈にまぶたが重たくなってきた。
寝る用意をし、ランタンの灯りを落とした。

テントの中はほどよいくらいにぽかぽか。
そう、今日は電源サイトだからね!
ホットカーペットを敷いておいたから下からあったかい♨
夜になると気温は1ケタ台にまで落ち込んだけど、ほっかほかの寝袋があるから今日は怖くないんだ。

おやすみー!

AM 6:30

パチリ。よく寝た。快眠だった。
隣で眠る彼女を起こさないよう、そーーっとテントの外へ。



サンニーくんおはよう。
お外はやっぱり寒かったようで、窓ガラスは氷を張る一歩手前。

・・・もうちょっとだけ寝よーっと。

再び寝袋に潜り込んだものの寝れないのでやっぱり起床。おはよう☀

起きて早々サイトに溶け込む愛車を眺めてうっとり。
キャンプ道具を揃えだした時からひそかに描いていたこの姿。
数ある選択肢の中から「そしてGT-Rに載るか載らないか」をひとつの基準として道具を選んできてそして思いどおりの形でぼくたちのサイトを完成させることができた。
万感の思いだ。サンニーくん、キミはキャンプ場でもかっこいいぞ😘

しかし、せっかく大自然の中に来ているのにクルマばかり眺めているのはもったいない。
眠気覚ましに広いキャンプ場をぶらぶらしてみよう。
冷たい空気で体がシャキッと目覚める感じが心地よい。
早寝・早起きなことも相まって、なんかめっちゃ体にいいことをしとるような気分。

余った薪に火をつけたところで彼女がのそのそとテントから出てきた。おはよう。
さっそく朝ごはんにしようか。

焚き火であったまりながらモーニング。
秋の味覚サツマイモを焚き火の中に放り投げ、ホットサンドメーカーでカツサンドを。
朝から少々ヘビーやけど、スーパーに並んでいたおいしそうなヒレカツは買わずにはいられなかったわけで。
ホットコーヒーもつけてさわやかな空気を吸い込みながら優雅にモーニング🍞☕

他のサイトのちびっ子たちもお目覚めのようで、朝いちばんから元気に走り回っている。
日が昇っていくのと同時にいい意味でキャンプ場がにぎやかになっていく。

食後の余韻に浸っていると、管理人さんがサイトを巡回している。

「チェックアウトは11時やけど、今日は予約がないからゆっくりしてってね!」
「テントもしっかり乾かしてから帰るといいよ!」


なんてやさしい人なんだ。
では、お言葉に甘えて・・・

と言いたいところやったけど、お昼から用事があったぼくたちはぼちぼちお片づけを始めることに😢
楽しい時間というものは本当にあっという間に過ぎ去っていくんだなあ。

朝方はどうなるかと思うくらい水滴がついていたテント・タープも撤収を始めるころにはしっかり乾いていた。よかった。

道具のパッキングが済んだら次は積み込み。
ここから難しいテトリスが始まる。
ちょっと順番を間違えると何も入らなくなるからね!
積み込みも無事完了〇
こうやって見るとサンニーくんの積載力もなかなか侮れないね。

サイトもしっかりきれいにしてチェックアウト。
お世話になりました。とってもいいキャンプ場だった。
名残惜しい気持ちをぐっとこらえ、また来ることを胸に誓いキャンプ場をあとに。

帰り道、ばったり出会った紅葉の並木道。
どこまでも続く真っ赤なトンネルはお見事だった。
その隣にずらっと並んでいたのは桜の木。
春になったら桜のトンネルが楽しめるのか。見てみたいな。

燃えるように真っ赤に染まった鮮やかな紅葉はいうまでもなく今年イチできれいでした。

かくして今回のキャンプも無事終了。
これがおそらく年内ラストキャンプになるだろう。
これ以上寒くなるのはちょっときついっす。

長い冬に入る前に彼女とまたステキな時間を過ごせてよかった。
ありがとう。

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