夏の終わりのサンニーキャンプ

キャンプの記録

チャリ旅2本に弾丸ドライブ1本…
すべてをやり切った後は抜け殻と化してたぼくたち。

もうやり残したことはない。
そう思っていたけど、何か物足りないような。
そういえば、今年はまだ1回もキャンプに出撃してないぞ!

ひと夏の締めくくりは好きなモノたちに囲まれてお外でまったりしよう。
お盆も過ぎ、秋の気配近づく8月最後の週末にぼくたちは山奥のキャンプ場へと繰り出した。

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遅ればせながら…

8月27日(土) 🌤

この時期になってようやく今季1発目のテン泊キャンプへ繰り出すことに!

今回のキャンプ地は八ヶ峰家族旅行村
いろんな意味で思い出深いこのキャンプ場。
1泊目はここにすると決めていたのじゃ。

まったりとキャンプ場に向かい、お昼過ぎにチェックイン。

早速設営を始めたいところやけど、腹が減っては戦はできぬ。
というわけで、まずはランチタイム。

キャンプにおいていちばん悩むことといえばお昼のメニュー。
気合を入れて普段食べないようなものを作ってみたいけど、時間はかけたくない。
せめぎあいの結果、今回は福井が世界に誇るスーパーセンターPLANTで買い付けたお寿司をいただくことに。
見事なまでの0秒昼ごはん。まあこれがベストなチョイスなのだろう。笑

いい感じにおなかを満たして設営開始!
木々のすき間を突くようにテントとタープをレイアウト。
位置決めにちょっぴり時間がかかったけど、そのあとは長いブランクを感じさせない連携プレー○

木陰の中にぼくたちのサイトが立ち上がった◎
もちろんこの日はサンニーキャンプ!

いかにこのクルマを映えさせるか

サンニーくんをキャンプ場に連れてくると、自ずとこれが重要なテーマとなる。笑

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設営が済ませた後はタープの下でまったりタイム。
お昼のひとときのお供はスッキリとしたアイスコーヒー…

ではなく、夏にぴったりの柚子入り緑茶で。
涼しげな色とサーバーの中で踊る氷たちの音がなんとも心地よい。

今回用意してもらったサイトは広ーーーい広場のような場所の一角。
プライベート感はそれほどないけど、いい意味でにぎやかなサイトだ。
子どもたちの楽しそうなはしゃぎ声が遠くから聞こえてくるのもとてもいい◎

チェアにドシッと腰かけて談笑したり、焚き火で使う薪を割ってみたり。
デュオキャンプにおいては何かと持て余しがちな午後の時間を楽しく過ごした〇

余談やけど、八ヶ峰の薪はなんと1束300円(!!)
道中で薪を調達する必要なんてないよ。マジで。

お外でいただく夜ごはん

16:30

あっという間に時間が過ぎていき、気づいた時には夕刻となっていた。

お日さまは山の中へと姿を消し、すっぽりと影に覆われた頃、夜ごはんの下ごしらえを始めることに。

((次は何を作ろうか…))
ある程度メニューを決めてキャンプの日を迎えているけど、それは買い出しのタイミングであっさりと覆ったりする。
そのせいでお買い物の時間がめちゃめちゃ長っちゃうのは毎度のこと。

とはいうものの、お肉はやっぱり外せない!笑
いつもの小さなステーキに加え、極厚の牛タンも今日はスキレット送りにしちゃう。

まだまだ準備の途中なのに…
ビールを開けちゃったのでフライングで乾杯🍺🍺

分かっていたけど、最高だね😋
ほんの1切れ食べただけで歯止めがかからなくなったので、すべてを一気に焼き上げてペロリ。
いつもより多めに用意していたにもかかわらず、あっという間にぼくたちの胃に収まってしまった。

が、しかし。
今日の夜ごはんはこれだけでは終わらない。

下準備の段階でストップしてたものたちを仕上げていく。

今日はこれで決まり!

疲労回復にぴったりの冷しゃぶサラダで夏の疲れを癒して、みんな大好き谷口屋のお揚げで優勝🎊


バランスの取れた(?)お食事でおなかを満たして夜の時間に備えることに。

夜の部、開宴

食器をササッと洗ったあとは念願の焚き火タイム!

バチバチと音を立てて勢いよく燃え上がる炎を眺めながらうっとり。
今年は機会に恵まれず、なかなか出撃することができなかったけど、その間もずっとこの瞬間を待ち望んでいた。

食後のコーヒーを片手に、しょうもない話でワイワイしながら火を囲む。
普段からずっと同じ家に住んでいるけど、キャンプ場で過ごす夜の時間はなんとも特別なものである。

焚き火越しに見えるサンニーくんもこれまた美しい。

クロスビーというなんでもこなせるかわいい優等生がいるにも関わらず、キャンプ場にサンニーくんを連れ出しているのはこの光景を楽しむことができるから。
好きなキャンプ道具に囲まれながら、ふと視線をそらした先に最高にかっこいい愛車がたたずんでいる。
なんともたまらない瞬間である。
「わざわざこんなクルマで来なくてもいいのに…」
そんなあゆみちゃんの心の声が要所要所で漏れ出づってくるけど、こればかりは譲れない。笑

まるまる1束あった薪は瞬く間になくなっていった。
気づいたときには最後に積み上げた薪も燃え尽きようとしている。

ぼくたちの夏がほんとに終わるんだ。
全力で突っ走ってきたアツい季節に別れを告げるときが来たような気がして、寂しさが一気に加速する。
同時に「やり切った!」という思いもあったけどね。

<strong>あゆみちゃん</strong>
あゆみちゃん

今日のキャンプも含めて完璧だね。
いい夏になったよ◎

改めてひと夏のことを思い起こしながら、晴れやかな気持ちで消えゆく炎を見届けた。

時間も忘れてまったりしていたけど、この時点でまだ夜の9時半(!!)
おうちにいたら夜はこれからってところやけど、やることはやったしもう寝よう。
テントの中で気の済むまで寝る。
これもまた贅沢なことなのだ😋

少々散らかった道具たちをササッとまとめて床に就いたのであった…

まさかまさかの…

新しい朝がきた!
目を覚ますと、なんだか川のせせらぎのような音が聞こえてくる。
いや、せせらぎなんてもんじゃない。
それに川はそんなに近くにはなかったはずだ。

まさか…

頭上で鳴り響いていたのはぼくたちのテントを打ちつける雨の音だった。

絶望の朝だ…….

雨マークなんて一つもなかったのに。。

慌てて気象レーダーを見てみると、どうやら雨雲があるのはぼくたちの頭上だけ・・
いや、なんで。笑
なんなら今いるキャンプ場から雨雲が湧き上がっているような動きをしている。
やめてくれーーーーー!!

なんていう願いも通ずることなく、この雨は撤収の直前まで止むことはなかった。。

「雨撤収」の3文字がぼくの頭をよぎる。
自然を相手にしているから何ら不思議なことではないけど、サンニーキャンプとなるとわけが違う。
これを積んで帰るのか…
この現状は到底受け入れがたいものである。笑

なんて言っても、状況は一向に良くなりそうにない。
タープの外には出られないことやし、丁寧な朝食をいただくことにしよう。

今日の朝食はイングリッシュマフィンで作るBLTサンド。
それもアツアツのやつ。

具材を挟んで、

カリッと焼き目を入れる。
あったかいコーヒーを淹れて、申し訳程度のサラダと昨日残しておいたシャインマスカットを添えて、極上のモーニングの出来上がった○

食後はまったりティータイム。
昨日に引き続きつめた~い柚子入り緑茶を。

雨が落ちる音と深い緑色を楽しみながらただただぼーっとする。
これはこれで「をかし」だね!
なんて言いながら朝のひとときを過ごした。

止むなら早く止んでくれぇぇ☂

撤収!

午前10時を過ぎたころ、雨はようやく小康状態に。

キャンプ場に静けさが戻ってきた。
ここぞとばかりにキャンプ場にいるサンニーくんの姿をバシャバシャ📷

簡易的なコーティングをかけてからはや3年。
洗車しているときから薄々感づいていたけど、ここ最近の水弾きは明らかに悪かった。
雨に打たれたツヤのないボディを見たあゆみちゃんからも「なんでここまで放っておいたの!かわいそう!」と言われる始末。笑
紅葉シーズンまでにテカテカボディを取り戻しに行こう。。

そうこうしているうちにチェックアウトの時間が近づいてきた。
慌ただしく動き始めた周りのパパさんキャンパーたちとともに撤収開始!

雨のなかの撤収にはならなかったけど、キャンプ道具たちはべちょべちょ×
濡れた道具を拭き取りながら、サンニーくんをなるべく汚さないように…😂

そして、撤収完了!
下界に降りようか。

キャンプ場の皆さんにお礼をしてキャンプ場を後にした。

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小狭い山道を抜けて国道に復帰すると、そこには一面の青空が広がっていた。
雨が降った形跡すらない。
どうやら朝方の雨はほんとにぼくたちの周りの山間にだけ降っていたらしい。
ほんの数kmの差だけでこうも変わるなんて。

快晴のなか、べちょべちょの道具を積んで帰る。
なんとも言えない気持ちで帰路に就いたのであった。


家に帰ってキャンプ道具を洗って、干して、片付けて。
いつもより「ちょっとだけ」長い後片付けもしっかりと。

1年以上ぶりとなったあゆみちゃんとのキャンプがようやく終わった。
これにてぼくたちの全力で駆け抜けた夏は、ほんとにほんとに終焉。
最後にいい時間が過ごせたね。

暑さが和らげばいよいよ1年の中で最も好きな季節がやってくる。
ちょっと早いけど、紅葉ハントの作戦会議でも始めようかな😏

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