キャンプを始めたお話。

キャンプの記録

2019年最大のトピック。
それはクルマのことでもチャリンコのことでもない。
キャンプを始めたことだと言えるだろう。

昨今のキャンプブームにぼくたちが足を突っ込むことになるとは思ってもいなかった。

デート中にふと立ち寄ったアウトドアショップに並ぶおしゃれなアイテムたちにふたりして目を輝かせ、お外でゆっくりと流れる時間を楽しみたいという思いを持ったぼくたち。

「ふたりでいくらか出し合ったら道具もそろえられるよね!」

という彼女の一声で長きにわたるキャンプギア探しが始まったのでした。
5月の下旬から夏のボーナスの時期にかけて連日のように届く大きな荷物。

勢いよく羽ばたいていくお金と引き換えにやってくるピカピカの道具たち。
こんなにもワクワクするのはいつぶりだろう。

モノはそろった。

はやくテントを張りに行こう!

8月某日

念願のキャンプデビューの日を迎えました。

ぼくたちが初陣の地に選んだのは、田貫湖キャンプ場

朝霧高原の一角に位置する田貫湖と富士山を望むことができるキャンプ場。
ロケーション・設備ともにバツグン。デビュー戦には贅沢すぎるくらいだ。

湖に面する広々とした傾斜地はすべてフリーサイト。
初張りはなるべく平らなところでやりたい💧
リアカーで荷物を運びながらテントを張れそうないい場所を探す。
どこがいいのだろう。。

湖からちょこっと離れているものの傾斜が少なくて、炊事場に近い場所をゲット。
早速設営だーー!
猛暑の中、汗だくになりながら初めてのサイト設営。

お庭で練習したことを思い出しながらペグを打ち込んでいく。

できた!
これがぼくたちの「おうち」だ!!
nordiskのasgard7.1とkari12!
カーキがサイトに馴染んでいい感じ◎ 最高にかわいいじゃん😊
幕体がバカみたいに重たいのと打ち込むペグの本数が多いのが玉に瑕やけど。

設営が終わったところでサクッとお昼ごはんをば。

浜松の餃子、焼津かどっかのかつお、そしてキャンパー御用達山崎精肉店の馬刺し。
静岡づくしです。
タープの下で涼しい風に当たりながら食べるごはんはとってもおいしかった😋
カツオをバーナーで炙っていたらニトリ謹製のスレートプレートが真っ二つに(!!)
わずか1時間の命でした。ありがとうございました。

食後の時間をまったり過ごし、日が傾きかけたところでひとっ風呂。
近くの温泉でさっぱりして夜の時間を迎えた。

キャンプ場で過ごす初めての夜なので、夕飯は王道の(?)バーベキュー。
肉と米を食うぞ!!

メスティンでお米を炊きながら炭を熾す。
準備は整った。本日の主役の登場だ!!

アツアツの炭の上で踊る満点ハンバーグ
姿かたちはもうまさに静岡の超有名炭焼きレストランのそれ。
ご親切にオニオンソースまでついてくるから味もまんまあれ。
はやく焼けろおおお

焼けたハンバーグにソースを垂らして、ほかほかのごはんの上で2、3回バウンドさせながらごはんといっしょに口いっぱいにほおばる。優勝🎊
世の中にこんなにもおいしいハンバーグがあっただろうか。
ふたりで4つ入りはちょっと多いと思ったけどこれならいくらでも食べられそうだ!
食べられませんでした。

満点ハンバーグが勝ち投手の権利を得て、降板👏ナイスピッチ。
お肉屋さんで仕入れた厚切りのタン、焼き鳥という完璧な継投で肉祭りは完全勝利。
〆は余ったお米で作る焼きおにぎり。
食べられる量を大きく見誤って最後は胃袋耐久レースになったけど、どれもおいしくて大満足💮

ごはんを終えたらいよいよ焚き火の時間🔥

燃え上がる火をただただ眺めるだけの時間がこんなにも素晴らしいものだということをこのときはじめて知りました。
遠距離でなかなか会うことのできない彼女ともいろんなお話もできてベリーグッドなひと時だった。

そして、空を見上げると満天の星空。きれいだ。
キャンプ場にやってきてまだ10時間ほどしか経ってないけど、お外で過ごす時間は非日常的な経験のオンパレード。
何かと騒がしい平日とは打って変わって時間を贅沢に使っている気になれる。
みんながキャンプにハマっていく理由はこういうところにあるのかな。

すっかり夜も更け、サイトを照らすランタンの灯りが少なくなってきたところでぼくたちも就寝。

かわいいアスガルドの中で朝まで快眠。
とはいかなかった。
お話に聞いてたとおり夏に使うテントじゃない。
標高が700mくらいあったとはいえ、朝日が顔を出してからは寝れたもんじゃなかった。

眠い目をこすりながらテントを出ると富士山が傘雲をかぶっていた。
天候悪化の予兆といわれるこの傘雲。
今日の天気はどうなるのだろう。

せっかく朝早く起きたので起き抜けにお散歩をしてみるなど。

この湖からダイヤモンド富士が見えるらしい。
一度は見てみたいものだ。
一生のうちに何回静岡県に来れるかはわからんけど。笑
テントの中よりも外の方が何倍も涼しいし、風が気持ちいい。

サイトに戻って眠気覚ましのコーヒーを1杯。

タープの下で富士山ビューのカフェを開店🗻
この上ないロケーションのもと、挽きたての豆でコーヒーを。
これまた贅沢なひとときだ。

そろそろ朝ごはんにしたいところやけど・・・
朝のさわやかな空気とは裏腹にぼくのおなかのコンディションは不調。
昨晩の満点ハンバーグがいまだに消化されていないような感じがして胃が重たい。
けど、張り切って食材も用意したし、食べないわけにはいかぬ。
朝からどんよりしていたぼくに、彼女が処方してくれたやさしい朝食がこちら。

ホットサンドメーカーで作るあつあつのハンバーグ・エッグ・マフィン。
迎えハンバーグです。ありがとうございます。

味は完璧なんだよ。でも、今じゃないんだよ。
と思いながらもペロリ。おいしい食べ物は入っちゃうもんなんだね。

朝の時間を優雅に過ごし、早くも撤収の時間に。
もうちょっとゆっくりしたかったけど、やむなし。
サイトをきれいに片づけて道具たちを再びリアカーへ。

設営も撤収も思っていた以上に大変だったなあ。
慣れればもっと楽になるのかなあ。

チェックアウトまで時間が少しあったので、湖畔でひといき。
大自然を楽しんだ後は朝霧高原でグルメを楽しんで温泉でさっぱりして帰路に就く。
雄大な富士山の姿を目に焼き付けながら新東名高速を西へ西へ。
結局、晴天な1日だったな。

キャンプをするために往復800km。笑
わざわざ遠くでやるもんじゃないね。
年休を絡めた3日間の中で観光も楽しんだのちに組み込んだ1泊キャンプ。
少々乱暴なスケジュールやったけど、デビュー戦は無事成功〇

帰りの道中からもう次のキャンプの計画を立てようとするぼくたち。
おやすみを合わせてまた近いうちにどこかでテントを張れるといいね。

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