オレンジフェリーで行く四国一人旅③(1日目 大自然ドライブ)

ドライブの記録

・フェリーを降りて四国に上陸、
・霧の中のUFOラインを通り抜け、
・石鎚スカイラインを駆け降りてきたところまでがこれまでのあらすじ

次の目的地四国カルストに向けて走り出す。



と、その前に・・・



石鎚スカイラインのふもとにあるのがこの面河渓。

面河渓…石鎚山のふもとに広り、国指定の名勝地としても知られ、四季によって様々に表情を変え、訪れた人々を楽しませてくれる渓谷。川の透明度はとても高く、遊歩道からでも川底が見えるほどである。(いよ観ネットより)

大自然な雰囲気が入り口の時点でぷんぷん漂っとったから飛び込んでみる。
どうやら景観スポットは五色河原っていうところらしい。
そこまで車を進める。

(なんなんだこの緑あふれる道は)

橋をいくつか渡りながら青もみじのトンネルをくぐり抜ける。
窓越しに感じるマイナスイオン。
それはもうTHE 森林浴って感じの道でした。
そんな道をしばらく走ると五色河原にたどり着く。



そびえ立つ断崖絶壁。人がめっちゃちっちゃく見える。
奥のほうから聞こえる豪快な滝の音。
いきなり雄大な自然を見せつけられた。



透き通った川の水。(わかりづれぇ)



五色橋でパチリ📷
実はこれが面河渓に来たいちばんの目的やったりする。
この橋、めっちゃ気になっとった。



他の車が来んうちにパシャパシャ
面河渓、思っとった以上にいいところやったな。
紅葉の時期にもう一回行ってみたいかも。

自然を満喫したところで来た道を引き返す。



こんなトンネルもあった。昼間でもちょっと不気味。

こうして面河渓ともお別れ。
いやぁいいところやったなぁ

今度こそ四国カルストに向けて走り出す。
ここからは約60㎞
国道33号線と440号線を通るルートなのです。



信号のない道をひたすら突き進む。
ワインディングもあってアップダウンもある。
走っていて楽しい道。いいですね。
目的地に速く着くために山を切り開いて高速道路を通すのは大事なことやし、何より便利やからよく使うんやけど、地形に沿って造られた道の景色を楽しみながら走ることがドライブのあるべき姿なんじゃないかなと思ったり…

映画カーズのなかでサリーが言った
車は楽しみに行くために走ってたんじゃなくて楽しみながら走ってたの
っていうセリフが頭の中をよぎる。
ホイールウェルの高台で栄えていた頃のラジエータースプリングスを思い起こすシーンですね。
カーズ1-3まで見てきた中でこのシーンがいちばん好き。

とにかく走ることが楽しい!

ごうかく



休憩をとることも忘れて(車やからあんまり疲れんのやけど)あっという間に地芳峠の手前まで来た。
四国カルストが見えてきた。

酷道は突然に



ここからはまたせまーい山道を駆け上がる。
コーナーのたびにカーブミラーを確認しながら慎重にゆっくり進む。

高度が上がり、次第に山が開けてくる。
いくつカーブをこなしたんやろう。
まだかな~まだかあ~

って思っとるうちに着いた。

やっっっと来れた四国カルスト。

四国カルストは日本三大カルスト(四国カルスト、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台)のひとつで、その中でも最も高い標高からは石鎚山などの周辺の山々が一望できる。西から大野ヶ原、姫鶴平、五段高原、天狗高原まで、なだらかな山肌には、夏は緑の草原、秋はススキが一面に広がり、一年を通して四季を楽しむことができる。浸食作用で地表に露出した石灰岩が点在している。乳牛の放牧地帯としても有名で、多くの牛が放牧され、カルスト特有の風景をさらに牧歌的にし、多くの人々が訪れる観光地となっており、愛媛県では1964年(昭和39年)3月21日に四国カルスト県立自然公園として指定された。(wikipediaより)



牛さんがお出迎え。
視界はいうほど悪くない(※よくもない)

とりあえず天狗高原までひとっ走り。
石灰岩がゴロゴロ。



ほんまにすごいところ走っとるなぁ
あまりにも非日常的な光景すぎて自分が今どこにおるんかわからんくなる。
ちょうど24時間前は会社でお昼ごはんを食べとったんやから無理もないよな。
1日あればこんなところまで来ることができるっていうことを改めて実感。



絶景かな
全然車を進められん。どこから撮ってもいい景色。たまらんなぁ

天狗高原で折り返して姫鶴平まで戻る。

そろそろお腹が空いたな。
よく考えれば今日はまだ何も食べてない…!
フェリーを降りてからずーーっと無心で運転してたんだな。

姫鶴荘でお昼をいただこう。



カレーライス🍛うめぇぇ
ものすごく空腹やったからおいしさ3割増。
高原補正がかかっておいしささらに3割増。

黙々と食べる。
この間お客さんはぼくひとり。
ひとりで食べるのが寂しいと思うあたりまだまだ一人旅には慣れてないんかな。笑
ご ち そ う さ ま で し た っ /

お腹も満たされたところで散策再開!

GT-R と GTR



GTRくん、ここからは君の出番だよ!
車では入れない牧場の脇道に潜入。
牛さんのフンがいっぱい💩



パッと止めてパッと写真撮るなら絶対に自転車のほうがいい。
次に自転車を買うことがあるなら風景に溶け込むような自転車が欲しいな。
でも、GTRくんも車と同じくらいだいすきやからまだまだ浮気はしないよ🙅



石灰岩が近い。

こっち見んな



牛さんも近い。

Take 4



この日四国カルストに来た人のなかでいちばん楽しんどった自信がある( ˘ω˘ )
2時間ばかりの滞在やったけどここでも大自然を満喫。
(天候が崩れそうやったから大野ヶ原はパス)

晴れた四国カルスト、いつか見れるといいな☀

大自然を楽しむドライブはここまで。
ここからは今日の宿を目指して今治のほうへ。
酷道ダウンヒルをこなし、山道をさらに下ると街が見えてくる。
下のほうはやっぱり暑い!
エアコンを我慢しとったら汗でシートが湿ってきた。コレハマズイ
たまらず道の駅にピットイン。



みかんジュースとかみかんゼリーとかお土産にしたいもんがいっぱいあった。
でもそんなものをサンニーのような温室庫で保管すると間違いなくダメになるのでぐっと我慢。
コーラで一杯やって松山市内へ。

ちょっと松山で寄り道を。
松山のワイズロードでしか買えないボトルがあると聞いて。



買っちゃいました。照
みきゃんボトル。ついでにジャージ。
限定ものには弱いのでつい…
ジャージはかわいかったからつい…
白系のジャージが欲しかったからつい…

買い物と給油を済ませて松山を脱出。
GT-Rくん、ここまでの410㎞の道のりで9.95㎞/Lという驚異的な燃費を記録(!!)
こんな燃費見たことなかったからびっくり。(燃費のことを考える車ではないけども)
ほんまによく頑張ってくれとる。今治まで残り約50㎞、もうひと踏ん張り。

そして18時、今治駅前のホテルに到着。
今日はいっぱい走ったなぁ。疲れたなぁ。
車とハイタッチしそうやった( ´∀` )
一日のほとんどを車の中で過ごして自分の車とさらに仲良くなったような気がする。
シフトチェンジに無駄がなくなったり、狭いところでもばっちり寄せれるようになったり、坂道発進がうまくなったり(笑)、意のままに車を操れるようになった感じ。
R32自体はトルクもりもりで懐の深いダンディーな車やからへたくそでも扱いやすい車ではある。と思う。
ゆえに今までは車に乗せられとる感が否めんかったけど、今日でこの車に見合うオーナーに一歩近づけたんじゃないかな。

とにかく、一日を通してめちゃくちゃ楽しかった。
シートに座るだけで、ハンドルを握るだけでわくわくできる。
サンニーは本当に最高の愛車です。

フェンダーの内側はどろどろ… ほんまにごめんね。
おうちに帰ったらいちばんに洗ってあげるから。
今晩はゆっくり休んでちょうだい。

がんばってくれたサンニーのもとを離れ、ホテルにチェックイン。
ロビーにはバイクラックとフロアポンプが置いてあったよ!
今治市内はだいたいそうらしいから驚き。
サイクリストが歓迎されとる…!

コインランドリーがあったから洗濯を済ませ、夜の街に繰り出す。
今日の夜ごはんは今治の焼き鳥だ!



お邪魔したのは鳥林さん。旅先でふらっと居酒屋とかいう初体験。どきどき。
奇跡的に1席だけ空いとったカウンター席に。
注文は紙に書かれたメニューに数を入れていくスタイル。
大将と隣におった常連おっちゃんにおすすめを聞いて言われるがままに注文。



先陣を切って皮の登場🐔
うまぁぁぁいっ!(宮川大輔風)

串のない焼き鳥。鉄板で焼き上げるのが今治流なんだそうで。
これがもうめちゃくちゃうまかった。

レンコン

せんざんき

続々と頼んだものがやってくる。
タレに絡めた皮をレンコンといっしょに食べるのが隣におった常連のおっちゃんおすすめの食べ方なんやと。
レンコンも皮も歯ごたえばつぐん。ビールがすすむ🍺

満を持してやってきたのがせんざんき
せんざんき=下味をつけたからあげ(郷土料理)
北海道にもザンギとかいうからあげ的なものがあったような…
それはおいといて、実食!

……おいしすぎる。
からあげだいすきクン、渾身のガッツポーズ🙌
星3つ、いや5つ!からあげオブザイヤー🎊

幸せに浸りながらモグモグしとると、隣におった常連のおっちゃんが帰り際にタコのからあげをプレゼントしてくれた。
ありがとう隣におった常連のおっちゃん!

他にもエノキとか肝とかも注文。どれも絶品。
ご ち そ う さ ま で し た っ /
ビール2杯とお腹いっぱい食べてお値段2,300円。
やすい はやい うまいの3拍子がそろったお店でした。
大将もこんなぼくといっぱい話してくれてうれしかった。

よくよく調べたらこの鳥林さん、今治の焼き鳥四天王のうちの一つやったみたい。
そして、「皮に始まりせんざんきで終わる」っていうのがツウの食べ方らしい。

大勝利やん。
今治、すき。また来る。



22時
行きそびれたジャイアントストアの横を通り、バリィに挨拶をしてホテルに帰還。

こうして四国一人旅の1日目が終わった。
長い一日やった。今日はもう活動限界。
明日はしまなみ海道を走るんやっけ。はやく寝よう(  ‾ θ ‾)

続く

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