【ハンドルバー】【レビュー】DIXNA ジェイフィットモンローFZ

機材のはなし

スージーステムがきっかけでっ飛び込んだ東京サンエスの沼。
今度はハンドルバーにも手を出してみたわけであります。

ステム同様、よく考えられたギミックが散りばめられたハンドルバー。
これもまたすっっっっごくいいモノでした。

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DIXNA ジェイフィットモンローFZ

基本スペック

  • サイズ:S(370/390mm)・M(390/410mm)・L(410/430mm)・LL(430/450mm)
  • 素材:6061 T-6 ダブルバテッド
  • 重量:312g(Sサイズ)
  • クランプ径:31.8mm
  • ドロップ・リーチ:115mm・57/62mm
  • カラー:ブラック(マット塗装仕上げ)
  • 価格:9,900円

400mmってどうなの?

ハンドルバー。その沼も底が見えないほど深いもの。
幅やドロップ形状、さらにはリーチの長さなどなど…
あらゆる要素を組み合わせて理想の1本を見つけないといけない。

けど、ぼくは鈍感ライダーなので納車時についていたものをずっと使い続けていた。
ステムを替えながらブラケットまでのリーチを前後に動かしたりしていたものの、ハンドルバーを入れ替えることを考えたことはなかった。
「チャリ屋さんがアッセンブルしてくれたパーツなのだから」と、深く考えずにこれまで乗ってきたけど、ある時ふと思った。

ハンドル幅400mmってちょっと広くない??

もっともオーソドックスな幅。
GTRについているものも、中古で拾ってきたALRについてきたものも当然のように400mmだった。
それ以外のサイズに触れたことはないから、こんなものなのだと思いながら何となく使ってたけど、もうワンサイズ幅を狭めたものでもいいんじゃないか。

そう思ったぼくはサブマシーンであるALRを実験台にしてハンドル幅を変えてみることにした。

グランモンローが欲しい!!けど…

とりあえず試してみるだけだから…
そう思い、これまでと同じハンドルバー(Fizik CYRANO R3)の380mmを買おうと思ってたけど、どこを探しても売ってない。

悩めるぼくがたどり着いたのは東京サンエスの製品ページ。
ぼくたち日本人に寄り添ったラインアップを展開するこのブランド。
幅の狭いハンドルバーも豊富に用意されていた◎

そのなかで気になったのがこれ。
onebyesu ジェイフィットグランモンロー SL

出典:東京サンエス

ハンドル両端を手前にベンドさせたり、マイルドにライズさせたり。
さらにはドロップ最深部に「フィットゾーン」を設けてブラケットを握りやすくしたり。

持ちやすさ、快適性のための工夫が至る所に散りばめられた1本。
使っている人のレビューを見ても、「マストバイ」なハンドルバーだ。
サイズはSSからLの4サイズ。
ぼくが欲しい380mmもある!

がしかし、これだけの機能が詰まったカーボンハンドルが安いはずがない。
お値段は31,680円(税込)
ポンと買える額ではないのです😭

380mmのお試しハンドルにしては「ちょっぴり」高価。
やけど、こんなにも魅力的なギミックがあることを知ってしまった以上、試してみないわけにはいかない。
どうにかならないものか。
頭を抱えながら東京サンエスのカタログを眺めていたら、似たような形状のアルミバージョンのハンドルバーがあった(!!)

出典:東京サンエス

それがDIXNA ジェイフィットモンロー FZ

ベンドしたトップ面やフィットゾーンなどなど…
グランモンローに通じるギミックがいくつか見られる。
カーボンと同じような細工まではさすがにできないにしても、ぼくが惹かれた東京サンエスのテイストを感じ取るには申し分なし。
57mmという超々ショートリーチがやや気になる(これまで使ってたのは80mm)けど、一発これで試してみよう。

そう思い、カートに放り込んだ。

装着した感じ

「ブツ」は2日ほどで到着。
早速ALRに取り付けていくことに。

アルミ素材やからカーボンと同じように曲げたり側面をカットしたりはできないけど、主要な機能はモンローFZにも継承されている。

手前にベンドしたトップ面。
大きな特徴の一つだね〇
実測リーチは57mmやけど、5mmオフセットも加味した実質リーチは52mm
ブラケット装着による多少の誤差が出てくるとは言え、これまでのハンドルと比較しても30mm弱リーチが手前になる。
どんな乗り味になるのだろう。。

あと、写真奥のぼやけた部分。
ハンドル左側のドロップ部分を見てみるとスパッと切り落とされているのが分かる。
これこそがフィットゾーン。


ブラケットに手をかけたときに中指から小指までの3本の指が重なり合うことなくすっぽり収まる。
ありそうでなかったギミック。
この機構がブラケットの握りやすさに一役買っている。

サイズはS(370mm/390mm)をチョイス。
サイズ展開はグランモンローとちょっとだけ違って380mmの±10mmしか選べなかった。
390mmにしたところで芯-芯で10mmしか変わらん。
それならいっそ最小サイズにしちゃえー!!
というわけで370mmをチョイス。
見た目にもわかるくらいコンパクトなハンドルとなった。

バーテープを巻いていっちょあがり!

ドロップエンド部分の幅は390mm
左右に10mmずつ、さりげなくハの字を描く「フレアハンドル」になっている。


マットな色合いはALRによくお似合い。
ちなみにバーテープはFizikのTerra Mictotex Bondcush Tacky
ここ2-3年はずっとこれ。
肉厚のハイグリップバーテープは一度使うとやめられない。。

使ってみた感じ

自分の肩幅に合ってる

まず思ったのはこれ。
今回は一気に30mmもハンドル幅を詰めてしまった。
最初にブラケットを握ったときはびっくりするくらいコンパクトになってたけど、400mmのときよりも楽に乗れる。

スッと腕を伸ばした先にブラケットがある。

第一印象はそんな感じ。
400mmのときは少しばかり腕を広げているような感じがしていたけど、ハンドル幅を狭めてみると極々自然な体勢でハンドルバーを握れるようになった。

やっぱり400mmはぼくには少し広かったのかもしれない。

幅狭ハンドルのメリットを実感

空気抵抗の削減。
これは幅狭ハンドルバーを使うことのメリットのひとつ。
自ずと肘が絞られるからとか、より深く前傾がとれるからとか..
いろんな理由があるらしい。
実際の風洞実験のデータでもハンドル幅が狭くなればなるほど全面投影面積が小さくなっているそうな。

微々たるもんなんやろうけど、その違いはぼくでも実感できるくらいだった。
体を小さくしやすい分、巡航速度の維持はこれまでよりも容易となった。

あとはハンドリングがよりクイックになったり、下からの突き上げに耐える力が若干強くなったり。
いろんなところで書かれているハンドル幅を狭めることによるメリットをひととおり実感することができた。

逆にデメリットとしてよく挙げられていることもいくつかある。

ひとつはバイクを「振る」系の動作がやりづらくなること。
ダンシングとかスプリントとかね。
実際にはなんかそんな感じもするけど、極端に操作性が落ちたわけではないくらいだったかな?
そもそもそんなに追い込むような乗り方をしないからやけど。笑

もうひとつは心肺への負荷が高まること。
狭いハンドル幅にすることによって胸の開きが小さくなり、呼吸がしにくくなっちゃう。
っていうのはよく耳にするお話。
やけど、これについてはあまり実感できんかったかな。
何ならどこかのヒルクライムでいちばんいいタイムが出たしね。笑

いいことばかりではないけど、全体的に見てもハンドル幅を狭めるという選択はぼくにとっては良かったんじゃないかなと思っている。

ショートリーチの恩恵

リーチが以前よりも30mm弱近くなった。
ハンドル幅は400mmから370mmにリーチは80mmから(実質)52mmに。
同じ約30mmとはいえ、ハンドル幅の変化と比較してもリーチが短くなることのほうがインパクト大。
どんな乗り味になるのだろう。。

結果的にはこれもぼくのなかではいい方向に作用した〇
ハンドルのどの部分を握っているときも腕にいくらか余裕ができた。
昨今よく見かけるようになったブラケットエアロポジションも長時間続けられるように。

ちょっとやりすぎたかなってくらいブラケットまでは近くなったけど、見栄を張って長くしたステムの分が相殺されたからよしとしよう。笑

これはいいぞ、フィットゾーン

このハンドルの大きな特徴であるフィットゾーンのおかげでライドの快適性が急上昇。

ブラケットを握ったときの余った指のおさまりが最高に心地よい。
手の形にぴったりフィットした状態でブラケットを握り続けることができる◎

あと、下ハンに持ち替えた時の指のかかりもよくなった。
ハイグリップのバーテープも相まってドロップ部分の持ちやすさが飛躍的によくなってる!
ショートリーチになってドロップ最深部まですんなり腕が届くようになったことや、ハンドル幅が狭くなったおかげで下ハンでのポジション維持が楽になったことなどなど、いろんな要素が加わって「わざわざ下ハンを握りたくなる」ようなハンドルバーになった。

この機構ひとつでこんなにも変わるとは。
いやはや驚きました。。

もっと早くから入れ替えておけばよかった。。

ぼくに合っているのはやっぱり400mmよりも狭いハンドル幅なんだ。
それが分かったのが今回の収穫。
ほんのわずかな差やけど、ライドの質はグッと向上した。

そして、幅の狭いハンドルバーの「お試し」的な1本として買ってみたモンローFZ。
実際に手にとってみるとこのハンドルが持っている有り余るほどの魅力を知ることができた。
こんなことならもっと早くに知りたかったよ。
そう思っちゃうくらいの逸品だ。

またしてもいいものを手に入れることができた〇
近いうちにGTRのハンドルバーも入れ替えよう。
そのときはグランモンロー SLを…笑

DIXNA ジェイフィットモンロー FZ (370mm/390mm)

いいところ
・「フィットゾーン」による手になじむような握り心地
・リーチが短く、ポジションに余裕ができる

よくないところ
・特になし

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