親子キャンプ in 麻那姫湖

キャンプの記録

真夏のピークが去った。
なんだか今年の夏はあっけなく過ぎていったような。
茹だるような暑さがちょっぴり恋しいけど、過ごしやすい気温になったことはうれしいこと。

風が気持ちいいこの季節にぜひともキャンプをやりたい!
前回の素晴らしいキャンプから1か月半余り。
キャンプ場に行きたい欲がまたふつふつと沸いてきた。

ちょうど予定が開いていた晴れ予報の週末、ぼくたちは山奥のキャンプ場に降り立った。

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今回のお相手は…

今回も夫婦キャンプになるはずだった。
けど、急用ができてしまったあゆみちゃんは無念の不参加。

ひとりで1泊キャンプなんてしたことないから次週にズラそうかな~
と思っていたところ、

あゆみちゃん
あゆみちゃん

せっかく予約も取ったんやし、サンニーとまったりキャンプしてきなよ!

と言ってくれたので、サンニーくんとともにソロキャンプの初陣を飾らせていただくことに!
しようとしていた。

けど、それも土壇場で一転。
ぼくのソロキャンプ出撃をどこからか嗅ぎつけてきたおやじがいたく連れて行ってほしそうな顔をしていた。笑
というわけで、今回はまさかまさかの親子キャンプ。

果たしてどんなキャンプになるのだろう。。

いざ、キャンプ場へ!

9月11日(土) ☂→🌤

朝6時。雨音で目が覚めた。

(( う そ で し ょ ))

昨夜の天気予報は、見紛うことない晴れマーク。
安心しきって床に就いたのに朝起きたら「しっかりと」雨が降っていた。

しかも今回はサンニーキャンプ。
雨雲が去って道が乾くまで出発できない。

じゃあサンニーで行くなよっていう話なんやけど、そうはいかない。笑
出発の前に買い出しを済ませて、雨が上がるのを待つことに。
おやじとふたりスーパーで食材選びをするとか。笑

おやじ
おやじ

わしもスキレットで焼いた分厚い肉を食ってみたいわ~

とのことやったので今日の主役はステーキ🥩
お肉売り場で輝くお肉を3枚カゴに入れ、付け合わせや野菜などなど、必要なものをスピーディーに買い揃えていざ出発。(1時間弱かかった。笑)

そうこうしている間に雨はすっかりあがって空模様もさわやかな秋空に。

よし、準備は整った。

同じ顔をしたふたり、サンニーくんに乗り込んでキャンプ場へと向かった。

早く肉を食べさせてくれ!!

今回のキャンプ地は麻那姫湖青少年旅行村
6月のデイキャンプでお世話になったあの広大なキャンプ場だ。

次に1泊するならあそこにしよう、ってずっと思ってたからね。
高速道路・市街地・山道をノンストップで駆け抜けて あっ という間にキャンプ場に到着。
受付を済ませて、場所選び。

さすがは行楽シーズン。
だだっ広いサイトはぼくたちが想像していたよりもはるかに多くのキャンパーたちでにぎわっていた。

roga4 × voss20

ちょっぴり出遅れた感はあったものの、なんとか場所を確保!
一目散にテントとタープを立てて、サンニーくんを「ガレージ」へ。
昔はキャンパーだったおやじ、道具の説明は一切してないのに手際の良さは今なお健在。
過去最速でサイトが立ち上がった。さすが!

この時、時刻は午後2時半。
極上のお肉を味わうために朝から何も食べてなかったぼくたちはもうカラカラ。
もう待ちきれん!早く始めよう!!

設営中に常温に戻しておいたお肉たち。
ミスジにシャトーブリアン🥩🥩🥩
この日の食費の2/3ほどをお肉が占めていた。笑
なんたる贅沢や。。。

ばっちり準備が整っているみたいなので早速焼き上げさせていただくことに。

風に乗って流れてくる煙、 豪快に焼きあがる音…
こんなんおいしいに決まっとるとるやん。
プレートの上に鎮座する分厚いミスジステーキにナイフを入れて実食。
数回噛んでいるうちに消えた。それくらいの柔らかさだった。

瓜ふたつの親子、至福の笑みが止まりません。

1枚目のステーキは瞬く間になくなってしまった。
とはいえ、今日はまだあと2枚もあるもんね。

ここで付け合わせコーンバターも登場。
コーン缶をふたつも使っとるからもはや付け合わせなんて量じゃない。笑

だから遠慮なく口いっぱいに頬張れる。
とうもろこしが大好きなおやじにとっては「バケツプリン」に似た喜びがあったらしい。笑

付け合わせを堪能しながら、お肉も同時に。

最後の1枚はヒレ肉の王様、シャトーブリアン
するするとナイフが入る柔らかさやけど、ミスジとはまた違う食感。
ほどよい歯ごたえと甘み。
これはもう反則級のおいしさ。

たまらん…

真っ昼間から見事優勝させていただきました🎊



おいしすぎるステーキたちに満足した後はまったりタイム。

サイト内を散策してみたり、いつものようにサンニーを眺めてにやにやしたり。

車庫入れスタイル。

どうしてもタープの下にクルマを入れたくて購入したnordiskのvoss20。
思い描いていたとおりのレイアウトが実現した😊
kari12よりもはるかに大きいからサンニーくんを「車庫入れ」させてもまだ2人分くらいなら広々とした居住スペースが確保される。

そのかわりバカみたいにでっかいサイトになっちゃうけど。笑

もう、はちきれそう。

午後5時を過ぎたあたりからあたりは暗くなり始めた。
すっかり日も短くなったね。

ごはんを作りながらつまむ用のトマト🍅

まったりしていてもおなかは空くので夕飯の準備を始めよう!
食材はもう仕込んであるから夜の部もぼくに任せてくれ!!

ツーバーナー、レギュレーターストーブをフル稼働。
お米を炊きながらたたみかけるように強火で勢いよく調理を進めた。

よだれ鶏・麻婆豆腐・たまごスープ

できあがり!
今日の夕飯は中華で決まり!

キャンプで中華、一度やってみたかったんだよね。
おうちで下準備さえしてくれば基本火にかけるだけやから調理は超簡単!
夜風にあたりながらあつあつで飛び上がるような辛さのもの食べるのは、思ってたとおりクセになる。

たまごスープは学生時代のバイト先にあった従業員食堂の味を完全再現。
なつかしすぎて涙がちょちょ切れちゃう。。

あまりのおいしさにごはんが進みすぎてふたりして満腹。
もうはちきれそう…

ごちそうさまでしたっ!

我ながら絶品だったな😋
今でも思い出しおいしいできる😋
またレパートリーが増えちゃった😋

親子水入らず

おいしいごはんをいただいた後はお待ちかねの焚き火タイム。

これがやりたかった!

豪快に燃え上がる炎は美しく、そしてあたたかい。
わざわざ近くまで行って暖をとらないといけない季節になってた。
ほんとに夏が終わってしまったんだな。

焚き火とサンニーくんのいい写真が撮れたのでゆらゆらと燃える火を眺めながらボーっとするなど。

おやじとキャンプに来るのなんていつぶりだろうか。
最後に家族でキャンプに行ったのは記憶がかすかに残っているくらいの小さなとき。
当時はたけくらべ広場とかいろんなところに連れてってもらったみたいやけど、ちゃんと覚えているものはない。笑
それ以来やからじつに四半世紀ぶりくらいか。
そう考えるとすごいね。

大人になった今、ぼくもまたキャンプの沼にハマっておやじとともにキャンプ場へ繰り出す。
それもぼくのクルマで😄

いや~、感慨深い。
またいっしょに来れてよかったね。
っていうような話をしたり、新型Zがかっこいいねって話をしたりしているうちに夜が更けていった。

風が強くなってきたところで焚き火タイムはお開き。
いい夜の時間だった。
満腹だったおなかもようやく落ち着いてきたので、このタイミングでぼくたちは床に就くことに。

新しい朝が来た!

9月12日(日)

午前5時30分。
日の出とともにお目覚め。よく寝れた。

だだっ広いキャンプ場内はまだ静寂に包まれていた。
サンニーくんに朝のあいさつをして、朝露でサンダルをべちょべちょにしながら広い草むらをブラブラして、冷たい水で顔を洗ってさっぱりして。

テント内はちょっと暑いくらいやったけど、外に出てみるとやっぱり寒いから起き抜けに焚き火。

これがいいんだよ。

いそいそと着火しているところにおやじも起床。
焚き火にあたりながらあたたかいコーヒーをいただくことに。

染みる…
ホットコーヒーがおいしい季節だね。
焚き火とコーヒーのおかげで体の内側からぽかぽか。

どんよりしていたキャンプ場にも、2日目の朝になってようやく日が差した!
今日もいい日になりそうだ。

大自然の中でシャッキリ目覚めたところでおなかの虫も騒ぎ始めた。
朝食をいただくことにしよう。

今日のあさごはんはホットサンド。

大山ハムとチーズとシャキシャキのキャベツをふんだんに使った贅沢なハムサンドを。
ホットサンドメーカーがホットサンドを作るために登板するのはいつぶりだろう。

焼けた。焦げ目もいい感じ◎
ホットサンドから溢れ出んばかりの具材が奏でるハーモニーはもう最高。
コショウが効いたハム、あつあつでとろけるチーズ、食感にアクセントを加えるキャベツ。
みんながみんないい仕事をしていてまたまた優勝🎊

ごちそうさまでしたっ!

丁寧な朝食、ありがとうございました。



チェックアウトの時間まではまだまだある。
けど、今日は「行かないといけないところ」があるからぼちぼち片づけを始めることに。

撤収もふたりで手際よく。

大量の荷物にももう慣れた。笑
積載テトリスをあっさりクリアして撤収完了!

いもきんつば買い付けミッション🍠

午前9時30分。

名残惜しいけど、キャンプ場を出発。
やっぱりここはいいキャンプ場だった。
次は紅葉の時期に来れるといいな。

真名川を眺めながら大野の街へ直滑降し、向かうは七間朝市
おかんとあゆみちゃんからおつかいを頼まれた「アレ」はまだ残っているだろうか。

大野駅近くの駐車場にサイドターンで飛び込み、早歩きで伊藤順和堂さんへ。
狙うはいもきんつば
休日になると午前中のうちになくなっちゃうそうな。
ここに来るためにチェックアウトをちょっぴり早くしたのです。
「サンニーを眺めながらキャンプ場でにやにやしてたら売り切れちゃってました😛」
なんて言いながら帰宅したら何を言われるかわからないからね。

この日も長蛇の列やったけど、無事確保!

並んだ人の特権、焼きたてのいもきんつばもゲットしてホクホク🍠
なにこれおいしすぎ。

大満足の帰り道

重大な(?)ミッションを遂行してひと安心したぼくたちは、すばらしかったキャンプの余韻に浸りながらおうちに帰ることに。

黒谷の防雪壁

その前にちょっとだけ寄り道。
大野に来たらこの防雪壁を一度見ておきたかった。

高さ15.5m、長さ300m
実際に近くで見てみると写真で見る以上の迫力があった。
思わず鼻血が出ちゃったくらいいい写真がたくさん撮れた〇

やりたいことはすべてやりつくしたのでここからは本当に帰り道。
国道157号線から福井市内に戻り、おいしいおろしそばを食べておうちに帰還。

今回もいいキャンプだった。
ひとりきりでは味わうことのできない充実感があった。

親子でキャンプに行く日がまた来るなんて思ってもなかったな。笑
やけど、ほっぺたが落ちそうになるくらいおいしいものをいっぱい食べたり、いろんなお話をしながら夜の時間を過ごしたり…
蓋を開けてみたらとんでもなく楽しい時間やった。
サンニーくんがほぼ主役という「異端な」キャンプスタイルに巻き込んでしまったけど、おやじにも楽しんでもらえたかな。

またおいしいお肉を焼きに行こう、おやじとともに。

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