春のチャリンコ2Days①(渥美半島菜の花サイクリング)

サイクリングの記録

3月16日(土) AM 6:00

太平洋ロングビーチからおはようございます。



今年も3月3回目の土曜日の早朝にこの場所にやってきた。
水平線から昇る朝日を拝みに・・・
でも、それは今年もおあずけ。

まあいい。コーヒーを淹れるとしよう。



あれ、ケトルがない。
毎回何かしらの忘れ物をしちゃうぼく。
コーヒーセットが出先で全員そろったことはほとんどない😂
学習しような。

ここでホットサンドメーカーが緊急登板。
菓子パンしか持ってきてなかったのを見て彼も完全に油断していただろう。
まさか湯沸かしに使われるとは。
この旅最初にして最大のピンチは無事切り抜けた。



ホットサンドメーカーのナイスリリーフにより、まったりとした優雅な時間を獲得・・・
波の音をBGMに一杯のコーヒーをいただく。
見知らぬワンボックスカーやぼく以外に人がもう1人いることはひとまずおいておこう。



日が昇ってきたのでコーヒーを片付けて浜辺をぶらぶら。
この遠くまで見渡せる感じがほんとにすき。
何回でも来たくなる場所だなあ。



SS 1/4000秒の世界。

以前「1/8000秒で波の写真を撮ったら葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』っぽい写真が撮れた」
っていう感じのツイートを見てからやってみたかったやつ。
ハイテクなカメラもない時代にきめ細かな波しぶきを画にできたのはすごいよね。

太平洋沖から昇る朝日を眺めるのは今回の旅のいわば前座。前説。
メインイベントはこれから始まるのです。

春爛漫の菜の花サイクリング

そうです。今回、ここ渥美半島へは自転車を楽しみに来たのです。
ここだけの話、春先に渥美半島へ行くっていうのは半年ほど前から決まってた。
「菜の花を見ながらサイクリングがしたい!」
という彼女の一言により。
サンニーとの菜の花ドライブがうらやましかったそうな😊
いい時期におやすみがかぶったので計画実行!

AM 8:20

優雅なひとときを終え、チャリに乗る準備。
クルマに自転車が2台載っている今日は8ホイールスタイルなんだ🚙🚲🚲



彼女の愛車はPINARELLO Prince
2019年モデルよりフルモデルチェンジを果たした1台。
シルエットはDOGMA 65.1からDOGMA F10に似たものへ。
かっこいいフレームにかわいいカラーリングがとってもいいよね。
詳細は愛車紹介(番外編②)にて。※公開予定:無



60km弱のフォトライドに、いざ!
今回は渥美半島(の先っちょ)をなぞるルート。

道の駅あかばねロコステーションを出発し、西に進んでいく。
風はまだ強くない。
平和なサイクリングになるといいな()

しばらく走ったところで表浜街道から渥美サイクリングロードに乗り換え。
水平線を眺めながら走ることのできる絶景ルートだ。



道はよくないけどね。
風が吹きつけるからか砂が浮いていたり、突如としてオフロードになったり。

ただ、見晴らしはかなりいい。
地球の丸さが分かるほどの水平線が常に左に見える。

サイクリングロードを西へ進んでいくと 伊良湖菜の花ガーデン の立て看板が出てきた。

春先の渥美半島ではいたるところで菜の花が咲き誇る。
道端でも多くの菜の花畑を見ることができたけど、伊良湖の菜の花ガーデンは別格。
サイクリングロードからも入場できたから菜の花まつりでちょっとだけ道草をば。



広大な敷地一面に広がる菜の花畑。おぼれそう。

この時はまだAM 9 : 45
やけど、5時から行動を始めとるからお腹が空いた。



補給をしよう!
開いたばかりの出店でエイドを調達。

菜の花畑を目に焼き付けたあとは伊良湖岬を目指す。
このあたりで風が強くなってきた。
もろ向かい風。汗冷えした体に強い風が突き刺さる。

ネックウォーマーで鼻まで覆い隠し、向かい風をいなしながら坦々と歩を進める。
遠くに伊良湖ビューホテルが見えてきた。
この日唯一と言ってもいいくらいの登りセクションがはじまる。

激坂の印(Oリング)がつけられた急坂が登り始め。
覚悟を決めて坂に飛び込んだけど、あっさり攻略。
意外と短かったね。



目の前に見えていた水平線をちょっとだけ高いところから見下ろす。



視界が開けた先に見えてきたのは恋路ヶ浜。
太平洋の荒波によって作られた湾曲した白い砂浜。
小高い丘の向こう側にあるのが渥美半島の先っちょ、伊良湖岬だ。

よし、行ってみよう。

恋路ヶ浜へと続く緩やかな下り坂をビューンと下って到着。
脇道から灯台を目指す。



そして伊良湖岬の灯台とご対面。



昭和4年に建てられたこの灯台は日本の灯台50選にも入っているそうな。

このあたりまで来ると、どんよりしていた曇り空が青空に変わった。
灯台とのコントラストが美しい。



灯台って近くで見ると意外とおっきいんだよね。

それにしても風が強い!退散!!

伊良湖岬の景色もほどほどに次の目的地へ・・・
灯台の散策路を抜け、海の駅クリスタルポルトを横目に西の浜に向かう。

かの有名な約6.4kmの直線を今年は自転車で走る。
走る向きが変われば当然風の向きも変わる。
海のほうから絶えず吹き荒れる横風を受けながら突き進む。

20分くらい漕ぎ続けたのだろうか。
おっきな風車が見えてきた。



おっきな風車が見えてきた
長い長いド平坦の終着点だ。

この日も風車はすごい音をたてて回っていました。
真下から見るとこわい。

これ以外特に何かがあるわけではないけど、ロケーションは最高にいい。
っていうだけでルートに盛り込んだ。
風がなければ最高な道だね。

ここでこの日のライドは折り返し。
東に向いて県道をつなぎながら国道259号線へ合流。
渥美半島の 上のほう から出発地点を目指す。

おしゃれなカフェでも見つかればよかったんやけどリサーチ不足により見つからず。
お腹の燃料ゲージに “E” のランプが燈りそうやったからミニストップっていうコンビニで手を打った😐

冷えた体を温めてリスタート。
漕ぎだして間もなく、なんとなく通りかかった橋の上でふと左を見るとこの日一番の景色が飛び込んできた。



河津桜 × 菜の花 × こいのぼり

調べてみるとここは、免々田川(めめだがわ)っていうところらしい。
河津桜がきれいで毎年桜祭りもやっとるみたい。

これはすごい。
自転車を降りてお花見モードに切り替え。



河津桜は見頃過ぎって感じやったけど、それでもきれいやったなあ。
思いがけずいいものを見れて大満足。

今度こそリスタート!
さっきまで行く手を阻んでいた強い風は追風となってぼくたちをあとおし。
ペダルをほとんど回さなくても30km/h台に乗っちゃう。

気持ちよく進めると思った矢先、突如として目の前にジェラート屋さんが現れる。
はい、急ブレーキ!
食べるしかないじゃん。

スイーツ&ジェラテリア Baroque のジェラート



生乳をふんだんに使った牧場ミルク。
人気No.1らしい。

食レポに関する語彙力はほぼ皆無なので 「濃厚でした」 とでも言っておきます。
ありがとうございました。

この時点で予定していた距離の4分の3を消化。
残る距離は16km!
海と菜の花を見ながら帰ろう。

と思っとったけど、ここから先の菜の花は刈り取られているものが多かった。
まあ1月から咲いとるんやからしょうがないよね。

追い風が運んでくれたおかげで予定よりも早くゴールイン!



バイクタイム2時間半に対して経過時間は6時間(!!)
目の前に幾度となく現れる絶景に何度も足を止められるライドやった。

ゴール後も海がお出迎え。



赤羽西海岸沿いを自転車を押しながら歩いとったら強風で飛んできた砂がびっしり駆動系にはりいついてまともにペダルを回せんくなってしまって近くのホームセンターでお掃除グッズを買い込んでチャリンコ2台をキレイキレイするのに1時間かかった話をしてもいい?いや、忘れたいからやめとこ。


こうして半日ライドは「サクッと」終了。
彼女もまだまだ走れるって言うもんだからたいしたものだ😃
ピナレロに乗り換えてより自転車が楽しくなったみたい。

PM 3:00

ライドをがんばったごほうびを求めて静岡県へ移動。
東のほうへ40kmほどクルマを走らせると静岡県は湖西市に到着。

そのまま さわやか にダイブ!
もはや説明はいらないだろう。あのさわやかである。
夜ごはん前についたからか待ち時間はほんの70分

ライドで使ったジャージをコインランドリーに放り込んどる間にお席の順番が来た。
お店にいなくても待ち時間がスマホでできるようになっとったことに感動するなど。

そしてお待ちかねのカロリー回収タイム。

目の前に
げんこつハンバーグが



ああああああああ!

これが食べたかったんだよ。
幸せをかみしめながらもぐもぐ。
食レポに関する語彙力はほぼ皆無なので「肉感がすごかった」とでも言っておきます。
ありがとうございました。

写真を見返しながら思い出しおいしい。
また食べたい…

こうして春を感じる2Daysの初日は終了。
明日はどこで何をしようか。

計画を立てながら寝落ちてた。

翌日へ続く

コメント

タイトルとURLをコピーしました