お花見ライド2022[嶺南の桜たち]

サイクリングの記録

何かにとりつかれたかのように桜を追いかけまくっているぼくたち。
次はどこへいこうか。

今年もまた若狭エリアの桜を見ておこう。
ちょうど山桜が見頃になっているそうな。

今日も懲りずにきれいな桜をもとめておうちを飛び出した。

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今日は自転車で

4月10日(日) ☀

今日の桜ハントはクルマではなくチャリンコで執り行うことに。

あゆみちゃん
あゆみちゃん

久しぶりに乗ってみよっかな~

なんて言うもんだから。。
断る理由などないのである。

スタート地点に選んだのは道の駅 三方五湖
若狭エリアを走るのにはちょうどいいハブ的な場所だね。
ササッと自転車を組み上げて本日の活動をスタート!

まずはアップがてら三方五湖沿いの快走路を流していく。
風もなく、気温もちょうどいいくらい。
まさにサイクリング日和だ。

後ろについているあゆみちゃんも軽い足取り。
1ミリもサドルにまたがることのなかったひと冬のブランクを払拭するのが今日のサブミッション。笑
景色を楽しみながらまったり進んでいこう。

広大な梅林と三方五湖の中ではいちばんデカい水月湖に挟まれたこの道は若狭路センチュリーライドのコースにもなっている。
参加者とトレインを組んで、レインボーラインの登りに向けて足を温めるこの区間は毎年ワクワクでいっぱいになるんだよね。
2020年、2021年は中止になっちゃったけど、今年は無事開催されるかな??

そんな湖セクションをクリアし、トンネルを抜けるとそこに広がるのは若狭湾。
海だーー!!
この先に待ち受けるのはダイナミックなアップダウン。
あゆみちゃんには内緒やけど、少々いやらしい道が続いている。笑
まあ、きれいな景色でごまかしておけば問題ないだろう。。

さあ、今日も素晴らしい桜たちを見せてもらおう。
逸る気持ちを抑え、ぼくたちは常神半島に飛び込んだ。

山桜、捕獲!!

視界が一気に開けたところでリアルスタート!
海沿いのクネクネ道を力を合わせて突き進んでいく。

いくつものトンネルができ、昔と比べるとアクセスは格段によくなったとは聞くけど、それでも走りごたえは十分。
ここもまた、楽しい道である。

それに濃い青色をした海がなんともまあきれいなこと。
何でもないようなところでついつい立ち止まっちゃう。

山際にはちらほらと山桜も見える。
ここでも十分きれいやけど、かの有名な神子の山桜はもう少し先にあるみたいだ。
先を目指そう。

遊子ゆうし神子みこなどなど、聞き慣れない地名を目にしながらアップダウンを着実にクリア。
漁港の先にあるパンチの効いた急こう配をいなしながらふと振り返ると、そこには…

一面の山桜が広がっていた。すげーーーーー!!

これが神子の山桜
毎年見頃になると新聞にでかでかと掲載される常神半島の名所だ。
まさかピークのタイミングにこの足で訪れることができるだなんて思ってもいなかった。
なかなか来ない場所だしね。

山一面に咲き誇る無数の桜たち。
一目300本といったあたりだろうか(超適当)

そんな素晴らしい景色を目の前にしながらも、思うことはただひとつ。

((あの山桜をバックにぼくたちの自転車を撮りたい))

そんなぼくの願いを叶えてくれる展望台が、

あったんだよねぇ。

山桜を背に佇むぼくたちのマシーン、あなうつくしや。

通勤号が迎える初めての春。いい写真が撮れて大満足だ。
大きな声では言えんけど、写りはやっぱりGTR SL号よりもいいね。笑

「お立ち台」から山桜を存分に楽しんだところで撤収!
タイミングよくやってきた美人カブ主にステージを譲り、次なる目的地を目指すことに。 

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とはいえ、せっかくやってきた常神半島。
山桜だけを見てあとはスルー。
なんていうのはちょっとだけもったいないような気がしたので、近くの漁港で小休止。

海風が心地よい。
お日さまが高くなるにつれて気温も上がってきた。
ずいぶんとあったかくなったな。

おだやかな海を目の前に、ただただボーっとするなどしてリスタート。
常神半島、いいところだったよ。
どデカいソテツで有名な先っちょまでは行ってないけど、それはまたの機会に。

海から湖へ、そしてまた海へ

大いに楽しませていただいたところで来た道を引き返し、三方五湖へと舞い戻った。

水月湖の脇道に突っ込んでみたところに小さな桜の木を発見!
湖の際に立ち並ぶ桜たちは、現在すくすく成長中。

間近に迫った湖面と桜並木。
ここもまた「愛車」を撮るのにぴったりの場所だ。

あぁ、サンニーくんも連れてきたいなぁ。笑
クルマではなかなか見つけることのできない撮影スポットが見つけやすいのも自転車のいいところ(?)
ゆるポタは、いつだってロケハンを兼ねているのです。

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魅力たっぷりだった三方五湖エリアとはこのあたりでお別れ。
何度でも走りたくなるいい道だったね。
聞くところによると、町や観光協会がこのあたりのサイクリングルートを整備しているそうな。
自然いっぱい、グルメスポットももりだくさん。

若狭路はいいぞ。みんなも一度走ってみよう。

食見のトンネルを抜けると、再び若狭湾とご対面。
((今見ているのは海?それとも湖??))
そう思ってしまうくらい、両者の距離が近いのがこのあたりの特徴。
レインボーラインなんかに上ってみるとそれがよくわかるよね。

海沿いの道は、やっぱりいじわるなアップダウン。
田烏までの区間をいいペースでこなしていく。

若狭湾を望むナイスなビュースポットを発見!
空と水平線の間の淡いグラデーション、海を背にした立派な橋。
うつくしいね。

こうした景色を楽しめる場所がいくつもあるところからも、若狭路センチュリーライドの人気の所以が垣間見える。
このあたりは自転車に乗ってて楽しい道ばかりだもんね◎

今年の桜の集大成

高台から見える景色を楽しんだところで、若狭湾もいよいよ見納め。
田烏からはトンネルを抜け、舞台は内陸エリアへと移っていく。
追い風に乗って南下していく。

快調なペースで飛ばしていくあゆみちゃん。

あゆみちゃん
あゆみちゃん

思ったよりも脚が回る!さわやかー!!

とのこと。
このまま次の目的地まで引っ張ってもらおう。笑

小浜線に沿って進んだ先にある名もなき桜並木が次なる目的地。

やー、すごい!
鳥羽川に伸びる長い長い桜並木。
満開の桜が連なる景色はどこで見てもうれしくなるね!

人気もなく、あたりにいるのはぼくたちとぼくたちの自転車だけ。
おやつでも食べながらプチブレイクをしよう。

あんこの重みでどうにかなっちゃいそう

ここで背面ポケットに忍ばせておいた三色団子を取り出す。
お花見にはやっぱり団子でしょう。笑

目の前の小さな川には花筏ができあがっていた。
もう間もなく葉桜になってしまうのだろう。

桜はもうたくさんだ!
毎年そう思ってしまうくらい桜と愛車の写真を撮りまくっているのに、次の春が来るとまたそわそわしちゃう。
なんでかはようわからんけど、これがやめられない。笑
今年はおそらくこれでほんとに見納め。
思い残すことがないようにシャッターを切る。

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大大大満足だ。
今年もありがとうございました。

燃料補給

思う存分桜を楽しんだ後はクルマが待っているスタート地点に向けて漕ぎだした。

思っていた以上に距離が残ってたけど、これもまたあゆみちゃんにはナイショ。
まったり行きましょう。

どこまでも広がる田園風景の中を一直線に突っ走る。
平坦区間やからサクッと片付けたいところではあるけど、往路とは打って変わって強い向かい風がぼくたちを襲う。

あかーーん!

見る見るうちに落ちていくスピード。
団子だけでは足りるはずのなかった補給食。

強風とガス欠のダブルパンチでふらふらになりかけてたぼくたち。
どうしようか考えていたら、ちょうどいいタイミングで「オアシス」が現れた!

『ぽっぽ茶屋 ほっとむら』
〈営業時間〉10:00 – 16:30
〈定休日〉水曜日

十村駅にできた町のカフェ(?)
JR小浜線最古の木造駅舎をリノベーションした憩いの場なんだそうな。

なんだかよさげだったので、ここにピットイン!

新しくもどこかなつかしい。
そんな雰囲気の中で待つこと数分、看板メニューのおうどんとぜんざいが出てきた。
どちらもそれなりの距離を走ってきた体に染み渡る。
ごちそうさまでした…

まるでおばあちゃんちに来たかのような安心感。
そのままゴロンしたいところやけど、脚が重くなってしまう前に補給した燃料を力に変えてゴールを目指すことに。
あとは若狭梅街道を三方五湖に向かって北上するのみ!

いいライドだったね

相変わらず風は強いものの、ゴールが見えてきたこともあって2人のペースは上々○
難なく道の駅にたどり着いてこの日のライドは無事終了。
桜だけでなく、若狭路の景色も味わうことができたライドでありました◎

この1週間でどのくらいの桜を見ただろうか。
自転車でお花見をする「余裕」があったくらいには楽しめたな。笑
今年の桜も余すことなく楽しむことができたので完全優勝です🎊

ぼく
ぼく

今日は桜を見ながら30km程度走ってみよう!

そう伝えて走り出したものの、ふたを開けてみれば走行距離は55km
「しれっと」距離を伸ばして予定の2倍近くも走ることになっちゃった。笑
2022年1発目のライドとなったあゆみちゃんもまだまだ余裕そうな表情。
大変立派である◎

今年こそはいろんなところへ走りに行きたいね。
ずっと前から自転車で行きたいところをリストアップしてきたけど、どこにも行けていないのが現状。
今年こそは…!

自転車に関してもこれまで以上に思い出に残るシーズンにしよう。

コメント

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