迷いに迷ったクルマ選びも一区切り。
数あるコンパクトカーの中からあゆみちゃんが選んだのはスズキさんちのクロスビー。
クルマが決まれば契約、そして納車だ!
ここから先はとんとん拍子で進んでいくのかと思ったけど、納車までの道のりも長いものだった。
購入の決め手
納車されるまでのお話をする前に、クロスビーに決めた理由を書いておかないとね!
いろんなクルマを乗り比べてみてわかったことはふたつ。
ひとつ目は、どのクルマにもそれぞれの良さがあるということ。
何を選んでも正解なんじゃないかなってくらい魅力的なクルマばかりだった。
そしてふたつ目は、その中でもやっぱりクロスビーがいちばんだということ。
いろんな要素から総合的に判断すると、あゆみちゃんにぴったりなクルマはこの子しかいなかった。
ぼくたちをそう思わせた要素をひとつずつ見ていこう。
① 室内空間の広さ
クロスビーの全長は3760mm。
ヤリスクロスやライズ/ロッキーなどといった4000mmクラスのコンパクトSUVと比較すると200mm以上短いことになる。
他と見比べても独特のボディサイズやけど、その短さからは想像もつかないくらい室内空間は広い。
1705mmという全高が作り出す頭上の解放感もグッド。
リアシートはスライド可能で、そのスライド量はなかなかのもの。
目いっぱい後ろまで下げちゃえばだれも窮屈な思いをしなくて済む。
積載容量もライズ/ロッキーほどではないけど、2人で使う分には十分すぎる。
うまくやればロードバイク2台だって載せられるし、キャンプ道具もなんのその。
いろんなシーンで大活躍の予感…!
② 視界のよさ
((なにこれめっちゃ視界が広い))
っていうのが初めて運転席に乗り込んだ時の感想。
フロントガラスが起き上がっているおかげでAピラーの奥行が短くなって死角が少ない。
加えて左右の視界もクリアで見渡しやすい。
さらにアイポイントが高いからボンネットの先っちょがよく見えて車両感覚もつかみやすい。
軽自動車からのステップアップとなるあゆみちゃんにとって 視界の広さ・運転のしやすさ は大きなプラスポイントだった◎
③ 予防安全機能
今となってはスタンダードなこの機能。
もちろんクロスビーにもついている。
昔のクルマしか知らないぼくにとっては
((ちょっとやりすぎなんじゃないの?))
って思うくらいいろんな警告が走行中に出てくる。(前方車両の発進とか車線変更とかね)
マイナーチェンジ以降、ACCも搭載されたね〇
高速道路に乗った時にでも試してみようか。
こういった点に関しては飛び抜けていいわけでもないけど、不足もない。
大事な時にはちゃんと機能してくれるのだろう。
④ デザイン
そしてなんといってもこの見た目。
丸目のヘッドライトが演出するかわいらしいフェイス。
全体的に丸みを帯びたボディライン。
斜め前方から見た時の寸詰まり感も愛くるしい。
見た目に関してはすべてがあゆみちゃんの「好み」にマッチしていた。
外観はクルマ選びにおいて最も重要視される要素。
スイフトスポーツのかっこよさやMAZDA2の洗練されたデザインをもってしても、クロスビーのかわいさを上回ることはなかった。
あらゆる要素において他のどのクルマよりも好感触が得られたクロスビー。
購入を決断する頃には一点の曇りもなかった。
もはやこのクルマを選ばない理由がない。
愛車となる1台を決めていくなかで、なんでクロスビーがいいと思ったのかを毎日のように熱く語ってくれたあゆみちゃん。
クルマ選びに対する姿勢はチャリンコ選びのときとは比較にならないくらい真剣そのものだった。笑
さてはこの子もクルマが大好きだな😏
クルマは決まったけど…
文句なしで決まったクルマやけど、購入に向けてまだまだ決めなければいけないことだらけ。
ぼくがサンニーくんを買ったときは、なんかの紙にハンコを押したら数週間後にクルマがおうちにやってきたけど、新車を買うときにはそうはいかないようだ。
どのクルマにするかで散々悩んだ後、今度はクロスビーのことで悩まされることに…。
グレードどうするか問題
クロスビーに用意されたグレードは上から順に MZ / MV / MX の3種類。
ベースグレードであるMXは除外するとして、予防安全機能が標準装備されているMZ or MVのどちらにするか。
その差は内外装の装備品くらい。
いちばん上のグレードにするとヘッドライトがLEDになったり、フォグランプがついたり、サイドミラーにターンランプがついたり、ハンドルが革になったり、ガラスにUV加工がされたり。
絶妙にあるとうれしいものたちばっかだね。
「全部ひっくるめてこの価格差(10万円程度)なら…まぁいっか!」
ということでグレードはMZに決定。
クルマのグレード構成ってうまくできとるよね。笑
駆動方式どうするか問題
FFか4WDの2択。
ぼくたちが住む田舎では冬になるとしっかり雪が降る。
という点を踏まえると4WDのほうが心強い。
それに加え、4WDにすると路面状況に応じてドライブモードを選択することができるようになる。
- スポーツモード (エンジン回転を高めにキープして走りをパワフルに!)
- スノーモード (エンジントルクを制御してタイヤの空転を抑える。)
- グリップコントロール (空転した車輪を察知してブレーキ制御。ぬかるみなどの発進をサポートする。)
- ヒルディセントコントロール (自動的に車速が 7km/h に制御される。急な下り坂も安心◎)
この機能はFFにはついてこない。魅力的…。
一方で、FFの利点はどんなところなんだろう??
それはアンダーラゲッジの広さ。
後方に駆動装置がない分、床下の収納スペースを広くとることができる。
その差は歴然。
FFの床下収納は81L、対する4WDの床下収納は37L。
これはでかい。
キャンプやサイクリングなどなど、出かけるときは何かと荷物の多いぼくたちにとってこのスペースの広さは間違いなく生きてくるはず。
あとはガソリンタンクがちょびっとだけ大きかったり、車重がほんのちょっと軽かったり、燃費がわずかによかったり。
駆動輪が少なくなることによる全般的なメリットがFFの利点だな。
あ、車両価格も15万円程度安くなるね!
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最終的に、ぼくたちは積載容量をとった。
四駆でなくて困っちゃうシチュエーションがあるとすれば雪が降ったときくらいだろう。
あったとしても年に数回。
その数回のために積載量を犠牲にするのはぼくたちとしてはなんか違うかな。
そもそも大雪が降ったら車に乗ることすらあきらめるしね。
この選択が正しかったかどうかはこれからのお楽しみ😉
色どうするか問題
最後の最後まであゆみちゃんを悩ませたのはバリエーション豊富なボディーカラーだった。
どの色もキュートなクロスビーにはお似合い。
この中からひとつ「だけ」を選ばなければいけない。
最初に目をつけていたのは、アイボリー × ホワイトルーフの2トーンコーデ。
どこにいても馴染みそうなカラーリングで飽きも来なさそう。
そしてアースカラー好きのぼくたちにはうってつけの色。
実車を見てもいい感じやった。
でも、なんか、ルーフの色がどうもしっくりこなかった。
「なんか色が多いかなあ」
と、あゆみちゃん。言われてみればそうだね。
バンパー・フェンダーやピラーの色がいずれも黒色ということを考えると、2トーンであってもごちゃこちゃしとる感が否めない。
色は減らしてシンプルにしたい。
屋根は黒色じゃなくてボディーカラーがいい。
「なら、モノトーンのピュアホワイトはどう??」
「それや!!」
長きに渡ったボディーカラー論争もついに決着。
ラインナップの中で最もシンプルなピュアホワイトパールを選ぶこととなった。
おしゃれは引き算!
契約、そして納車
グレード・駆動方式・色、そしてオプション。
すべてのことがようやく決まった。
長い道のりやったけど、こういったことをすべて自分たちで決められるのが新車でクルマを買うことの醍醐味。
あゆみちゃんのクロスビーがちょっとずつ形になっていく過程は楽しかった。
12月に入る直前、クルマ屋さんで正式に契約。
納期は1か月とちょっと。意外と早かった。
そして年が明けた1月のはじめ、クルマ屋さんから連絡が。
いよいよクロスビーがやってくる!!
納車整備が終わったとの一報を受けた翌日、お互い仕事を早めに切り上げてクルマ屋さんへダッシュ!
「ひとりで運転して帰るのは不安やから着いてきて!」
と言われたのでぼくも納車に立ち会うことになってた。
クルマ屋さんに到着して出庫を待つクロスビーと対面を果たしたぼくたち。
実物は改めて見ると思った以上にでかかった。
あまりの大きさに恐れをなして「家まで乗って帰って!」とぼくに懇願するあゆみちゃん。
オーナーよりも先にハンドルを握るなんて絶対にやだよ。笑
ひととおり説明を聞いたあと、いよいよ出庫!
びびるあゆみちゃんを運転席に押し込みいざ出発!!
おっかなびっくりクルマを進めながら、無事我が家のガレージに収まった。
ファーストインプレッション
納車された次の日、早速慣らしがてら隣町までドライブ!
ひたすら直線が続くバイパス、起伏に富んだ海岸線、湖沿いのワインディングロード…
目的地はカフェやけど、そこに向かうまでの道のりはクルマを試すには持ってこい。
元気よく走るし、中速域でも余裕があるし、何より運転しやすい。
気になったことは、ちょっと覗き込まんと信号が見えんときがあることくらい。
フロントガラスの上下幅が狭いからね。
でも、かわいいからヨシ!
シートが柔らかいような気もするけど、これはこれでcomfortable。
普段からおかしなクルマに乗っとるから柔らかく感じるだけだろう。ということにしておこう!笑
日に日に好きになっていく。そんなクルマらしいです。
毎日の通勤、休日のドライブ。
納車されてから1か月になろうとしとるけど、あゆみちゃんがクロスビーに乗らんかった日はないんじ ゃないかな。
「次の週末はどこ走りに行く?」
土日が近づいてくると毎週必ず聞いてくる😅
前のクルマに乗っとったときはこんなことなかったのに。笑
遠くへフラッと遊びに行けるような状況ではない昨今。
目的地はなくても、ただクルマを走らせたいらしい。
好きなクルマだからこそ、運転席に座り込んだ瞬間ワクワクするんだそうな。
その気持ちはすっっっごいよくわかる😄
彼女もまた、愛車の虜になりつつある◎
白色のクロスビーで ”シロスビー”。
早速名前もつけちゃってぼくそっちのけでかわいがる毎日。
一から十まで自分で決めたクルマ。
愛着が湧かないはずがないよね。
シロスビーのいろんなことを決めている間、その隣でスイフトスポーツのカタログを穴が開くくらいまじまじと読んでいたダメな夫はこのぼくです。
今からそとあそびで大活躍するシーンが目に浮かぶ。
楽しみだ。
あったかくなったらいろんなところへ行こう。
あゆみちゃんにとって、そしてぼくたちにとって、シロスビーとのカーライフが素晴らしいものになりますように。
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