気づいたら、四国にいました。
眠い目をこすりながら「最高の1杯」を求めて…
今回はシロスビーとの弾丸ドライブの記録です。
グルメあり、絶景あり。
過酷ながらも充実しまくってた1日だったんだなあ。
決めかねてた行き先は…
ゴールデンウィークも6日目にしてようやくあゆみちゃんと遊べる日がやってきた。
予定では2人きりでハジケることができるのはこの日だけ…
さて、何をしようか。
何をするにもちょうどいいこの季節。
チャリンコ・キャンプ・ドライブ…
毎度おなじみの3択はやっぱりどれも捨てがたい。笑
どこか遠いところに行こう!
あゆみちゃんいわく、非日常を手っ取り早く味わうには知らない場所へ行くのがいちばんいいらしい。
とはいえ、ぼくたちに与えられた時間はわずか1日。
いや、1日もあるんだ。
よし、弾丸ドライブに出かけよう!!
行き先と出発時間だけを決めて、出発に備えておふとんに飛び込んだ。
出発!
5月4日(水) ☀ 1:00
真夜中の寝室に鳴り響くアラームで目を覚ましたぼくたち。
ふたりして楽しみすぎてあまり寝れなかったけど、気合を入れていこう💪
ササッと準備を済ませて出発!
向かうは香川県。
前日に行われた「行き先会議」の中であゆみちゃんがぽつりと漏らした
おいしいうどんが食べたいなあ
という一言で即決。
こういうのは勢いが大事だからね!
真夜中の高速道路を快調にかっ飛ばしノンストップで淡路島に到着。
のっけからロングスティントだ…
けど、往路に関してはこの島も単なる通過点。
すぐそこまで迫った四国に向けて先を急ぐ。
ハイウェイオアシスで休憩を挟んだ後はあゆみちゃんとドライバーチェンジ。
そして迎えた夜明け。
東の空にかかる淡いグラデーションが美しすぎて。
今日もいい1日になりそうだ◎
うどん県、上陸
あれよあれよという間に大鳴門橋を越え、四国に上陸!
徳島県をあっさりパスして香川県は高松市に舞い降りた。
時刻はちょうど午前6時。
朝早いうどん屋さんは営業を始めるころだ。
夜通し走ってきたぼくたちはもう腹ペコ。
時間もコンディションもばっちりすぎる今、うどん屋さん巡りを始めよう!!
さか枝
一軒目に選んだのは、さか枝うどん本店。
香川県庁の裏にお店を構える老舗の名店。
高松エリアの代表格だね。
のれんをくぐるとおだしのいい香り…
かけうどんをください!
まずはいちばんシンプルなやつ。
バットに並んだちくわ天があまりにもおいしそうだったので、それもひとつ。
さっそくいただきましょう。
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なんだこのおいしすぎるおだしは!
ほんの少しすすっただけでも口の中に広がるのは淡くもくっきりとしたおだしのいい香り。
これが本場のさぬきうどんか…
言うまでもなく麺はさぬきうどんならではのコシ。
これが食べたかったんだ。
ごちそうさまでした…
全身に染みわたる幸福感。がんばって走ってきてよかったよ。
あゆみちゃんとふたりホクホクの笑みを浮かべながら退店。
最高の1杯だった◎
プチブレイク
こんなにもおいしいうどんが食べられるなんて!
今日1日も大成功◎
うどん屋さん1軒でそう思えるくらいの満足感。
やけど、せっかくここまで来たからには…
このあたりのうどんを食べ尽くしていこう!
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とはならない。笑
お腹を空かせて挑んだものの1杯目にしてすでにけっこうキテる。
いったん休憩しよう。。
ってなわけで、ここでひとつ早朝の高松港を散策してみることに。
朝日に照らされる瀬戸内海を眺めてひといき。
海上交通の要塞となっている高松港には、朝早くからたくさんのフェリーが行き交ってた。
高木さんラッピングフェリー…
こんなところで見れるとは思ってなかった😭
これまで漫画といえば『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』と『capeta』ぐらいしかまともに読んだことがなかったぼくがなぜかどハマりしちゃった作品が『からかい上手の高木さん』
この夏には劇場版も公開されるみたいだね!
フェリー乗り場の近くは多くの人でごった返してたので、突堤の先のほうでまったり。
犬のお散歩に来ている人たちにまぎれてちっちゃいサンニーくんとお散歩をしたりするなど。
お日さまもたくさん浴びて気分爽快!
海を眺めてボーっとする時間はなんとも心地がよいものだね。
本場讃岐うどんたも屋本店
時計に目をやると時刻は8時前になってた。
近くのお店の開店時間だ。
いい感じにお腹も落ち着いてきたので港のほうにあるお店へと足を運んだ。
〈営業時間〉8:00 – 15:00
〈定休日〉なし
1軒目と同様にうどんとお願いして天ぷらをひとつ。
セルフうどん屋さんでなんの違和感もなくお会計まで進むことができるのは、紛れもなく丸亀製麺のおかげ。笑
ちょちょいと薬味を散らせてできあがり!
今度は冷たいシンプルなやつ。
ここのおだしもバツグンのおいしさ。
またしても大当たりじゃ。
冷たいおだしにしたことで麺のコシもより強いものに。
今まではどこに行ってもあったかいうどんばっか食べてたぼく、ここにきてつめたいうどんのおいしさを知ることとなりました。
ごちそうさまでしたっ!
2杯目もペロリ。おいしすぎた。
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朝いちばんからおいしいうどんをいただいたぼくたち。
これ以上食べるのはやっぱり無理だ!
うどん屋さん「巡り」と意気込んでたけど、行けたとしても2-3軒程度だろう。。
「小」とはいえ、しっかり1玉入ってるし、やっぱり天ぷらも食べたいし。笑
ぼくたちのこの日のメインイベントは早くも終了!
さあ、ここからは何をしようか…
せとうちの海沿いを駆け抜ける
午前9時を待たずしてこの旅最大の目的を果たしたぼくたち。
この後のことは、毎度のことながらノープラン。
行きしなに素通りしてきた場所に寄りながらまったりおうちを目指すことにしようか。
うどんを目がけて一直線にかっ飛んできたけど、そのまま同じ道を帰っちゃうのは非常にもったいない。
なかなか訪れることのないこの地の景色を大いに楽しもう〇
クルマでお出かけしている以上、その地のナイスピクチャを残さずして帰るなんてありえないのだ。笑
高松の町に別れを告げて徳島県にイン。
クルマで走るのは初めての道が続いてなんだか新鮮な気分。
流れに乗って走っていると、左手に再び海が現れた。
青い。ただただ青い。
遠くに見えるちっちゃい島たちは家島諸島っていうらしい。
その向こう側に見えるのが本州らしい。
こうして見ると瀬戸内海も広い。
ここにきてようやくクルマの写真が登場。
今回のお供はあゆみちゃんのシロスビー(とちっちゃいサンニー)
ガソリン代が高騰している昨今、あんなクルマで遠出なんてするもんじゃないんだよ。
っていうわけではないけど、桜の写真を1枚も撮ってあげられなかった罪滅ぼし的な感じで..
なんだかんだでこの日はこの選択が大正解だったような気がする。
青い空にはやっぱり白いボディが映えるからね。
えらい遠いところまで来たけど、そんなことにまったく気づいてなさそうなアホ面くん。かわいい。
うどんにお腹が満たされたと同時に助手席でノックアウトしたあゆみちゃんもきれいな景色を見て飛び起きてた。
海の近くに住んでいても、どこか遠い旅先で見る海は格別だよね。
しばしの間、目の前に広がる海を堪能してリスタート。
どうやらこの先に鳴門スカイラインなる絶景道があるらしい。
鳴門海峡を渡っちゃう前にここは見ておこう。
海沿いの快走路を窓全開で駆け抜けた後、脇道にそれたところにある看板をくぐって鳴門スカイラインに入線。
こんなネーミングなのだからきっと美しい道なのだろう。
突如として始まる激坂に唸りを上げ、
大排気量の激シブバイクや官能的なサウンドのスーパーカーにまぎれ、たどり着いた展望台。
そこには素晴らしい景色が広がっていました。
鳴門スカイラインのいちばん高いところから四方を見渡すことができるにある四方見展望台。
ウチノ海に浮かぶ無数の釣り屋形が印象的。
展望台を越えた先からはダウンヒル。
標高差約100mの道を一気に駆け下りていく。
なんだここすげー!!
道と海とを隔てるものが何もない1本道。
海との近さにちょっぴりビビり顔のアホ面くん。かわいい。
大鳴門峡も特等席から楽しむことができる。
あれを越えて四国に来たのか…
狭い道で何度も切り返して前から後ろから…
すごくいい。
人気もなければ、この先は行き止まり。
こんなところに誰も来ないだろうと思っていたけど、気づいたら背後にイタリアのおともだちが来てた。
大鳴門橋をバックにお顔を切り抜いたところで撤収!
ナイスなピクチャがたくさん撮れた〇
四国のほんの一部をかじっただけやけど、それだけでもこの地のすばらしさは十分に感じ取ることができた。
未踏の地に向かうのはサンニーくんか、シロスビーか、はたまたチャリンコか…
何らかの形でまた訪れることができたらいいな。
だいすきな淡路島
おいしいうどんをいただいて、思いがけない絶景も目の当たりにして。
思っていた以上の収穫が得られた四国に別れを告げて大鳴門橋へアプローチ。
神戸淡路鳴門自動車道をほんの数区間だけ走って淡路島に舞い降りた。
ぼくたちにとっては思い出がたくさん詰まった島。
ここまで来てここも素通りするわけにはいくまい。
てなわけで、東海岸をなぞりながら下道で明石海峡を目指すことに。
まずやってきたのは生石公園。
「ラピュタっぽい島」で有名な友ヶ島や和歌山の町まで見える見晴らしスポットだね。
相変わらず海も空もこの上なくきれいな青色。
そんなこともあってか、淡路島のはずれのほうにあるこの場所もなかなかの人出。
クルマも多くてシロスビーを撮ってあげられるアングルは限られてた。
けど、何となく置いたこの場所が大正解〇
あゆみちゃんが選ぶこの日のベストショットはコレだそうです😊
チャリンコで走るとなかなか通らない場所もクルマでならほんのひとっ飛び。
ぼくたちの知らない淡路島は、まだまだたくさんあるようだ。
クルマの写真に満足したあとは洲本のビーチでひとやすみ。
ここまでノンストップで駆け抜けてきたぼくたちはややお疲れモード。
白い砂浜と透き通った海が見渡せる極上の木陰でひとやすみすることに。
「たけやん」をかじりながら…
なんだこれめちゃくちゃおいしいじゃん。。
海でバシャバシャする子どもたち、うれしそうな顔で散歩をしているイッヌ。
海辺にはなんとも平和な時間が流れていた。
いつまでも過ごしていられるような心地よさ。
このまま一寝入りしたいところやったけど、塩っ気のあるものを食べたら今度は甘いものが食べたくなっちゃった。
日差しもきつくなってきたことやし、涼しいカフェでくつろぐことにしよう。
〈営業時間〉10:00 – 19:00
〈定休日〉月曜日・火曜日
てなわけで、よさげな雰囲気のカフェにイン☕
スッキリさわやかなアイスコーヒーとオトナな味のコーヒーゼリーをいただいて、海辺で火照った体をクールダウン。
知らない間に冷たいコーヒーが欲しくなる季節になったんだなあ。。
なんて思ってたのはぼくだけだったみたい。
あゆみちゃんはホットコーヒーをすすってた。笑
おしゃれな空間で極上のチルタイムを過ごしてピットアウト。
気になるところはひととおり見ることができたし、ぼちぼち帰ることにしようか。
〈営業時間〉9:00 – ようわからん
〈定休日〉水曜日
島を出る前に最後の腹ごしらえをして気合を入れ直す🐙
淡路島に来たらほぼ毎回食べてるやつ。
今日もおいしゅうございました◎
シロスビーと絶景を楽しんで、おいしいものたちでいい感じにお腹を満たす。
ただの通過点だと思ってた淡路島も時間の許す限り存分に楽しむことができた。
もう思い残すことはない。
道が混み始める前におうちを目指すことにしよう!
完璧すぎた1日
夕日に染まる街をでっかい橋の上から眺めながら神戸市にダイブ。
高速道路を乗り継ぎ、福井を目指してひた走る。
助手席で気絶しかけてるぼくを横目にあゆみちゃんが覚醒!
なんだかんだで帰り道はほとんどあゆみちゃんがハンドルを握ってた。笑
思っていたよりも早い時間におうちにたどり着いて弾丸ドライブは幕を閉じた。
今回分かったことは、
さぬきうどんは日帰りで食べに行ける
ということ。
朝うどんをフラッと食べに出かけて夕方には何事もなかったかのように家にいる。
そんなことだってできるだろう。たぶんやらんけど。笑
メインイベントのうどんがかすんでしまうくらいいろんなことがあった1日。
どこに行っても正解やったんやろうけど、今回はその中でもいちばんいい選択やったような気がする。
総走行距離は約800km
長旅を快適にかつ無難にこなしてくれたシロスビー、よくがんばりました〇
ほぼ無計画の弾丸トラベルに付き合ってくれるあゆみちゃんにもほんと感謝です🙌
帰りの道中ではもう次の行き先の話しをするくらいクルマでお出かけするのが好きなんだそうな。笑
無事帰ってこれた今回も100点満点💮
今回も楽しい楽しいドライブであった。
コメント
[…] この日の相棒はあゆみちゃんのシロスビー。アホ面くんにとっては久しぶりのロングドライブ。うどん以来なんじゃないかな?? […]