【海の京都】TANTANロングライド【山の京都】

サイクリングの記録

TANTANロングライド

ゾロ目ならず。ニアピン賞。



京都府は中地域と後半島をぐるっと回るロングライドイベント。
今回も会社のチャリ部で参戦。ぼく以外は2回目の出走。
現地に住む大学時代のぼくの後輩も混ざって総勢7人でゴールを目指す。
 コースはグランフォンド鬼コース(190㎞)

TANTANロングライドホームページより



獲得標高は2300m。その名の通り「鬼」のようなコースプロフィール。
そもそも190㎞なんてフルビワイチぐらいでしか走ったことのない距離…
結果から言うと無事完走できた! 

・前半戦のボス2連続ヒルクライム
・海岸線に現れる無限アップダウン
・時折吹き荒れる強い向かい風 

なかなか手強いコースやったけどその分走りごたえも満点◎

今回はそんな190㎞の記録です。

—————————–キリトリセン——————————- 

イベント当日、スタート地点についたのは AM6:05
スタート時間はAM 6:00

はい、遅刻ですね。

会場につくと190㎞を走るライダーが続々と出発していました。
なんなら駐車場から移動しとる間にスタートした人らとすれ違ってた



もちろん我々はシンガリからスタート。
先頭から遅れること30分。痛いハンデ… 

スタート後しばらくは市街地を通り、海を横目にちょっとした峠をいくつか越え、岡田小学校に到着。
第1エイドステーション。ここでぼくの後輩(以下タナシまたはタナショーまたはタナスタシア)と合流。



この辺は肉じゃが発祥の地らしい。
最初のASからごちそう。おいしかった。
隣のテントにあったのはじゃこだしのおでん。
これは残念ながら品切れで食べられず…シンガリでスタート自分らが悪い



お汁だけくれた。(笑) 

もしかしたらこの先のエイドも売り切れるんじゃ…?

ここからチャリ部の追い上げが始まるのでした。 

エイドステーションを出た後はトレインを組んで高速巡航。



風もなく気持ちいい。
先に出た集団が見えてきた。 

後半からちょっとしたアップダウンが始まるんやけど、前の集団はここからさらに加速。
ぼくらもがんばってがんばってキャッチアップ。
知らん人らとおっきなトレインをくみ上げて第2エイドステーションまで40㎞/hを維持。 

あれよあれよという間に私市円山古墳公園に到着。



おしるこをゲット。うまい。
水分もばっちり補給して早々に出発! 

前の区間でだいぶ追い上げたらしく、コース上には大勢のライダーが。
ここでも大集団の高速トレインに乗せていただいた。
36-7km/hのいいペースで巡航。
このペースを維持して山岳区間まで行くものやと思ってた。

そんないい雰囲気をぶち壊したのがこの男。タナスタシア。



突然の42km/h巡航。社会人になってもゴリラの牽きは健在やった。
学生時代何回もこの背中を見てきたけど、その時よりも速い。
チャリ部一同必死に食らいつく。そして大江山にダイブ。
ヒルクライム2連戦の始まり。

 鬼





鬼(ピンボケ)



1つ目の山は大したことない。
そう聞いてた。実際そうやった。途中下りもあったしね。

こんな感じの坂をしばらく登る。



山の途中にある酒呑童子の里で休憩。ここが今日の第3エイドステーション。



エイドもちょっぴり豪華。
水まんじゅう、杏子が入っとってめちゃくちゃおいしかった。 

おなかいっぱいになったところで山登り再開。
大江山のピークを目指して漕ぎ続ける。
ほどなくして登頂成功。山頂からの眺めがきれいやった。
けど、写真渋滞ができとったからスルー。

登ってきた分を一気に駆け降り、大宮峠へ。ヒルクライム第2ラウンド。
待ち受けるは下りの勢いを抹殺する180度ターン👎



大江山よりもきつい勾配がだらだらと続く。
平均斜度8% ダンシングを織り交ぜながらリズムよく登りきる。



そして登頂。
これで前半のボス戦をクリア。
一行は野田川わーくぱるへ。

残り90㎞…

第4エイドステーション野田川わーくぱるではパンとおにぎりのおもてなし!
のはずが、おにぎりが売り切れ。
しょうがないからクリームパンを1つだけ食べて出発。
これが後から響いたのであった。

与謝野町をあとにし、海岸線に向けてペダルを回す。
この区間から地味なアップダウンが続く。



ひとつ坂を登りきるとその先に見えるのは次の登り。
景色は抜群にきれいなんやけどなぁ…
こんな感じの道がひたすら続く。
加えて向かい風。下った先には赤信号。ゼロ発進でまた登り。ナンナンダ
ブツブツ文句を垂れながら前に進む。

そして、



海が見えてきた!
しかし、ここで気づいた。漕いでも漕いでも進まんのは向かい風のせいだけじゃない。
ハ ン ガ ー ノ ッ ク だ 。
明らかに補給不足。さっきのエイドはクリームパン1個やったしね。
こんな時に限ってポケットには何も入ってない。
ドリンクをちびちび飲みながらやっとの思いでエイドステーションへ。

第5エイドステーション「てんきてんき丹後」
変わった名前の道の駅だなぁ

ここでもらえたのはばら寿司



久しぶりのお米。おいしい( *´Д`*)
あまりにおいしすぎたので2つ食べちゃいました。

この区間がいちばんしんどかったな。
向かい風にハンガーノック。心がポキッと折れそうやった。
エイドをぺろりとたいらげ、傷心モードのまま次のセクションへ。

残り60㎞…

ここからもしばらくはアップダウンが続く。
補給はしたもののまだしんどい。
チャリ部ご一行もなかなかお疲れの模様。
誰もトレインの先頭に出たがらない。
こういう時は年下のぼくがみんなを牽くんだ!エーイッ

スローペースで海岸線を駆け抜ける。左手には雄大な日本海。

屏風岩



同じ日本海でもいつも見とる若狭湾とは全然違う。海が広い。
この景色に多少は癒された。多少はね。

そして伊根町に突入。
今回のライドでいちばん楽しみにしとったのは伊根の舟屋
もうひと頑張りしたら見れる…

そのもうひと頑張りがやたらと長かった💢
終わりの見えないアップダウン。
わんこそばのごとく坂道をおかわりしまくった。

この頃にはさっき食べたばら寿司が効いたのか猛烈に元気が湧いてきとった。
脚が回ること回ること。食べることってほんとに大事。
ここぞとばかりにペースアップ。チャリ部の方々をぶっちぎる。

そして、

伊根の舟屋



ついに到着。やっと見れた。
エメラルドグリーンの海に浮かぶ舟屋群。

チャリ部全員で記念撮影して。最後のエイドステーションへ。

第6エイドステーション 伊根町役場。



ここで最後の補給。へしこパン。
ごちそうさまでした。

いよいよゴールまでは20㎞とちょっと。
ここからは最後の総仕上げ。

これまでの道のりを振り返りながら走る。



長かったような短かったような。
こんなしんどいコース二度と走りたくないわボケェ
って何回か思ったけど、また丹後半島走りに行きたいなとか思ったり…

最後の最後は風も味方してくれてあっという間に天橋立に戻ってきた。



ゴーーーーーーーーーーーール!!!



1 9 0 ㎞   7 時 間 3 0 分

だいたい100㎞4時間ペース。上出来でしょう。



ゴール後のふるまいは鯖寿司。走った後は何を食べてもおいしい。

—————————–キリトリセン——————————-

こうして初めてのTANTANロングライドは幕を閉じた。
190㎞走りきってまた強くなった💪

こんな距離はもちろん一人きりでは走りきれません。
完走できたのはチャリ部のみなさんのおかげです。

あとはタナシ。社会人になってもいっしょに走れたっていうのがほんまにうれしかった。
ありがとうまた会おう!



楽しかった!ナイスライド👍

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