南紀白浜おとな旅

ドライブの記録

3月下旬のこと。

日本三古湯のひとつ、白浜温泉で最高のひとときを過ごしてまいりました。
今回はその記録です。

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ことの経緯

なんで白浜なんて遠いところへ行くことになったのか。
それが決まったのは2月のある休日だった。

還暦を迎えた母にぼくたち兄弟からささやかな贈り物を…
そんな思いで旅行券をプレゼントしたのでありました。

<strong>ぼくたち兄弟</strong>
ぼくたち兄弟

おやじとふたりで羽を伸ばしてきてくれ〇

そう言って旅行券を渡したものの、もう若くはない(?)ふたりを遠くに行かせるのは少々負担かもしれない。
ならばここはひとつ、いちばん身軽な末っ子夫婦が旅行の「足」を務めあげよう。
奇しくも両親がチョイスしたお宿は、ぼくたちもずっと行きたいと思っていた南紀白浜。
願ってもないチャンスだった😊

ついでにぼくたちも旅行を楽しんじゃおう!笑

題して、親の還暦祝いの旅行に連れていくついでに念願の白浜を楽しんじゃうツアー

こうして4人と1台のグレートなジャーニーが始まった。

日本のエーゲ海(?)

今回の旅のお供はシロスビー。
自信に満ちたアホ面で名乗り出てきたので、はるばる和歌山まで連れて行ってもらうことに。

目指すは白浜温泉。
夏のリゾート地だと思っていたこの場所は日本三古湯のひとつなんだそうで。
よさげなお宿がわんさかあることから一度は湯治に行ってみたいと思っていた憧れの場所でもあった。

今回選んだお宿は浜千鳥の湯 海舟
伊勢旅に引き続き、またもや共立リゾートだ(!!)
今回のお宿もまた最高によかったんだけど、それはもうちょっと先の話。

時間は限られているけど、グルメと景色を楽しみながら長旅を楽しみましょう。

というわけで、福井から高速道路を乗り継いで、乗り継いで…
やっとの思いで和歌山県に上陸。
ピチピチの海鮮料理に舌鼓を打った後に白崎海洋公園にたどり着きました。

白崎海洋公園

緑の山々と紀伊水道に囲まれた小さな町に佇む、石灰岩で形成された岬。石灰岩は2億5000万年以上も前の古生代のものなんだそうで。古代の生き物の化石も見つかっているんだとか。太平洋へと伸びる海の群青色とお日さまに照らされる石灰岩の白色と。そのコントラストの美しさから「日本のエーゲ海」とも称される景観スポットなのです。

なるほど、これがエーゲ海か。
海外に行ったこともなければ、当然エーゲ海なんて見たこともないけどね。
狭小な山道を抜けた先にこんな景色が広がっているんだから、この場所はすごい。

2023年3月現在 この場所へのクルマの乗り入れは不可。
ここにサンニーくんを置いてみたい。。
ここにサンニーくんを置いt

辺り一帯はほんとに石灰岩まみれ。
日本離れした風景にただただ感動するなど。

いいものが見れました。
こんなところまでシロスビーがやってきた記念に1枚📷

景色を楽しんだところでお宿に向かうとしましょう。

投宿

白崎海洋公園から南紀白浜までは1時間程度。

ふつうに遠いけど、福井から走ってきたぼくたちにとってはほんの一瞬だった。
午後3時を過ぎた頃、本日のお宿に到着した。

距離にして400km弱だっただろうか。
1日のほぼすべてが移動になっちゃったけど、今回はここからが本番。
思う存分まったりさせていただくぞ。

ウェルカムドリンクが強すぎる。

チェックインを済ませ、みんなで1杯🍺
旅先で明るいうちから飲むビールはなんでこんなにもおいしいのだろう。
勢いそのままにおかわりしちゃいそうだったけど、夜に備えて「効用」がいちばん高いところで我慢。

浜千鳥の湯 海舟

ロビーでわいわいした後は、満を持して本日のお部屋にイン。
落ち着きのあるお部屋が最高によい。

この空間、我が家にも欲しいな。笑

当然、お風呂つき。

もなかをいただいたり、

強い。

貸切露天風呂から雄大な海を満喫したり。
夜ごはんまでの時間を、各々楽しんだのでありました。

贅沢なひととき

時刻は午後5時。
さあ、お待ちかねの夕食タイムだ。

紀州のごちそうをたんまりといただきましょう。

次から次へと出てくる絶品の数々。
優勝しっぱなし。最高のひとときでありました。

ごちそうさまでしたっ!

いい感じにおなかを満たし、食後のコーヒーで一息ついて、外の風に当たることに。

薄手のジャケットで過ごすことができるようになったこの季節、過ごしやすくなったもんだ。
花粉のせいでうんちだけど。

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そんなこんなで時刻は午後9時を過ぎようとしていた。
ひとしきりお宿を楽しんだし眠くなってきたけど…まだ寝るわけにはいかない。

「夜鳴きそば」をいただくまでは!

共立リゾートやドーミーインで午後10時頃から提供されているアレ。
前回の伊勢旅では早朝参りに備えて泣く泣く断念したアレ。

こんなタイミングで実食チャンスが巡ってくるとは思ってなかった。今日こそは。

夜鳴きそば

誰よりも強い気持ちでもって、夜鳴きそばにありつけたよろこびを噛み締めた。
おいしかった。満足。おやすみなさい。

こうして電池が切れたかのように1日目が終わった。

新しい朝がきた!

遠くに聞こえる波の音…ではなく、降りしきる雨の音とともに起床。
辺りはまだ薄暗い朝の6時すぎ。
隣ですやすや眠るあゆみちゃんを横目に、シロスビーのキーを握りしめたぼくは部屋を抜け出した。

せっかく訪れた南紀白浜。
この遠い地で愛車の写真を残さずに帰るわけにはいかないでしょう。
というわけで、眠い目をこすりながら早朝ドライブを敢行!

円月島をバックにサクッと1枚。
ここに来るのは何年ぶりだろうか。
サンニーくんと来たときのことを思い出さずにはいられなかった。

ので、バッチリ同じ構図で。
コンディションが180度違うけど、なんだか聖地巡礼感があって非常によい。
同じ場所、違うクルマ。
こうして並べて見るとおもしろいね〇

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他にも目星はつけてたけど、あまりにも雨がひどいのでここで撤退!笑
意気揚々と飛び出したにも関わらず、ものの数分でお宿に逃げ帰ったのでありました。。

まあ、お宿の駐車場でもナイスなカットを残せたんですけどね。
桜の花がきれいに咲いていた。

あたたかい日が続いていた今春。
どうやら桜の開花が早まっているみたいだ。
思いがけないタイミングでそれを知ることとなった。

この旅が終わればお花見ドライブの季節か。
まだなんの心の準備もできていないけど、桜は待ってくれない。
今年もハッスルするゾ。

続・贅沢なひととき

お部屋に戻るとあゆみちゃんが目を覚ましていた。
((またやったな📷))
みたいな目をしてたけど、シロスビーのナイスなピクチャを見せるとたちまちホクホクの笑みを浮かべてた。

そんなあゆみちゃんを引き連れて朝食会場へ。

夕食と同様、4人で同じテーブルに腰かけ、丁寧な朝食をいただく。
うれしいことに、明らかなおかず過多。
どれもこれもごはんに合うものばかりなせいで、お櫃でごはんをおかわり🍚
朝からおなかがはちきれそうになった。笑

昨夜に引き続き、またしても優勝🎊
ごちそうさまでしたっ!

和朝食膳を堪能し、食後のプチブレイクを済ませた後は湯めぐり再開♨

強い。

大湯屋、貸切露天風呂…
昨日回り切れなかったところを、ここぞとばかりに。
あいにくのお天気だけど、海を眺めながらのひとっ風呂は最高以外の何ものでもない。

なんて贅沢な時間なのだろうか。。。

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源泉かけ流しでとろとろに仕上がったからだをヤクルトとアイスキャンデーでクールダウン。
それでもまだまだチェックアウトまでは時間があったのでただひたすらにゴロゴロすることに。

いいとこどり

幸せあふれる贅沢な時間もとうとう終わりの時がやってきた。
至福のひとときを過ごさせてくれた浜千鳥の湯 海舟、マジでいいところだったな。
あゆみちゃんとは結婚する前から一度行ってみたいね、という話をしていたこのお宿。
前評判のとおり、いや、それ以上にいい時間だったな〇

大きな荷物とみんなへのおみやげを両手にぶら下げてチェックアウト。
ありがとう、ありがとう。

時刻は午前11時すぎ。
せっかくここまで来たのだからもう少し南紀白浜を楽しんでから帰ることにしよう!

というわけで、この旅2日目は白浜のいいところを「ちょっとだけ」かじることに。

千畳敷

大きな大きな岩畳を思わせる大岩盤。何層にも重なった砂岩が荒波に侵食されることでこんな形になったんだとか。太平洋に向かって突き出したスロープ状の岩に広さは約2ヘクタール(wiki調べ)。とんでもなく広いね。

三段壁

千畳敷の南岸にそびえ立つ、高さ約50mの断崖。南北2kmに渡って広がる特大の岩壁に波が打ちつける様は迫力満点!海蝕洞窟も形成されている地下にはエレベーターで降りることもできちゃうなんともディープなスポット。知見の浅い福井県民には、「なんか東尋坊みたい。」という感想しか出てきませんでした。笑

荒波によって作り出される自然のアート作品を見物したり、

はやくこれになりたい。
はやくこれになりたい。

アドベンチャーワールド

もはや説明なんていらないと思うけど、白浜が世界に誇るテーマパーク。
圧倒的な広さの中で圧倒的な量のコンテンツを提供してくれる圧倒的なテーマパーク。
パンダを見ることができるし、イルカショーは涙なしには見ることができないくらい素晴らしいし、パンダの一挙手一投足が癒しだし、サファリワールドの規模は半端じゃないし、遊園地もなんだか楽しそうだし、イメージソングはすべて神曲だし
何度でも訪れたくなる名所の中の名所。遠すぎるのが玉に瑕だけど。

アドベンチャーワールドを歩き回ったり。

白浜の「必修スポット」を時間の限り楽しみ尽くしたのであった〇

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こうして幕を閉じた南紀白浜温泉ツアー。
まさか両親を連れてこんなにも遠いところへ行くなんて思ってもみなかったし、「責任を持って連れて行く」なんて言いながらぼくたち夫婦が一番楽しんでたような。笑
笑顔いっぱいの楽しい2日間だった。
まったりわいわいできたのがとてもよかった◎

改めて、60歳のお誕生日おめでとう🎉
親が還暦を迎えるというのは、自分がアラサーであること以上に大きな衝撃である。
けど、いつまでも元気でいてもらいたいものですね。

最後に、大人4人を乗せて800km超に渡るロングドライブをこなしてくれたシロスビーもあっぱれ💮
ほんとによくがんばりました。

南紀はマジで遠い。今回もやっぱりそうだった。笑


南紀白浜おとな旅 完

コメント

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